ダイエットの基本と言えば、摂取カロリーを消費カロリーより抑えて、カロリー収支をマイナスにすることだと知っている方も多いのでは? さらに詳しい方は、単純に摂取カロリーを抑えるだけではなく“PFCバランス”と呼ばれる、P:タンパク質・F:脂質・C:炭水化物の摂取割合を意識すべきということを知っている方もいるでしょう。
しかし、筆者のジムトレーナーとしての指導経験上では、食事において意外と大事なことを見落としている方が多いと感じています。
そこで今回は、“ダイエットで見落としがちな栄養素”についてお伝えしていきます。あわせて、その大事な栄養素を補うための“おすすめメニュー”も紹介するので、チェックしてくださいね。
ダイエットで見落としがちな栄養素って?

筆者の経験上、摂取カロリーを減らすために炭水化物を減らして“低炭水化物ダイエット”を行う方がしばしばいますが、同時にお通じが悪くなった気がするという方が多いです。
その理由は、炭水化物を抜くことで同時に食物繊維も摂取できなくなっているからではないかと考えています。
“食物繊維がお通じにいい”というのはよく耳にしますよね。この食物繊維は炭水化物に含まれているため、炭水化物を抜くことで食物繊維も不足しまっているのでしょう。
厚生労働省『e-ヘルスネット』(※1)によると、食物繊維の一日あたりの目標量は、「18~64歳で男性21g以上、女性18g以上」とされていますが、実際の平均摂取量は「一日あたり14g前後」だそう。平均摂取量と合わせて考えると、目標とすべき摂取量に対して男性で平均7g、女性で平均4g足りていないようです。
ダイエットをするなら、食物繊維は積極的に摂って、お通じもよくしていきたいですよね。
お通じをよくしたいときのおすすめメニュー
では、どうすれば腸の調子を整えやすいのでしょうか? 今回は、お通じをよくしたいときにもおすすめの“納豆キムチ”をご紹介します。

<材料>
・キムチ お好みの量
・納豆 1パック
<作り方>
納豆をかき混ぜ適当な器に盛り、そこにキムチをのせます。納豆は、塩分過多になるのを避けるため、付属のタレはかけないようしましょう。お好みでネギなどをかけるのもおすすめです!
『日本食品標準成分表2020年版(八訂)』によると、納豆は100gあたり6.7gの食物繊維が含まれており(※2)、キムチは100gあたり2.2gの食物繊維が含まれています(※3)。さらにどちらの食材にも、お腹の調子を整えるために嬉しい効果が期待できる菌が含まれているそう。
値段も手ごろで混ぜるだけで簡単にできる“納豆キムチ”。ぜひ試してみてくださいね。
【関連記事】食事を減らしても、なぜ痩せない…?トレーナーが教える「食事制限」が成功しない人の特徴とは
いかがでしたか? “ダイエットで見落としがちな栄養素”と“おすすめメニュー”についてご紹介しました。今回ご紹介したポイントを意識して、健康的なダイエットを行っていきましょう!
【画像・参考】
※believe
※1 食物繊維の必要性と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※2 日本食品標準成分表2020年版(八訂)豆類/だいず/[納豆類]/糸引き納豆
※3 日本食品標準成分表2020年版(八訂)野菜類/はくさい/漬物/キムチ
※ metamorworks/Shutterstock
※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。
\ 自分を信じて”理想のカラダへ” / ![]()
~ 【部位】で選ぶ ~
#全身 #上半身 #下半身 #二の腕 #お腹 #背中 #お尻 #胸 #腰 #肩 #手首 #足首 #腕 #腹 #腹筋 #くびれ
~ 【目的】で選ぶ ~
#ボディメイク #シェイプアップ #ダイエット #筋トレ #パフォーマンス向上 #美ボディ #テレワーク疲れ #肩こり #腰痛 #快眠