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トレーニングのやり過ぎで…意外な落とし穴「オーバートレーニング症候群」をトレーナーが解説

あなたは普段運動をしていますか? よく運動しているのに全身がだるい、よく眠れない、食欲がない、疲労がなかなかとれないと思ったことはないでしょうか。

もしかするとそれは、“オーバートレーニング症候群”かも知れません。「いやいや、流石にアスリートみたいに運動しているわけじゃないんだから、大げさじゃないか」なんて思った方もいるのではないでしょうか。筆者は、“オーバートレーニング症候群”には運動初心者ほど気をつけて欲しいと考えます。

今回は、意外と身近に潜む“オーバートレーニング症候群”についてご紹介していきます。ぜひ最後までお付き合いください!

オーバートレーニング症候群って?

画像:GP PIXSTOCK/Shutterstock

では早速、“オーバートレーニング症候群”について、厚生労働省『e-ヘルスネット』の『オーバートレーニング症候群』(※1)の解説をもとに説明していきましょう。

まず、“オーバートレーニング症候群”とはどのような状態をいうのでしょうか。

「オーバートレーニング症候群」

スポーツなどによって生じた生理的な疲労が十分に回復しないまま積み重なって引き起こされる慢性疲労状態。

スポーツなどによって生じた疲労というのは、皆さんもイメージしやすい競技のスポーツ以外にも、筋トレやランニングなど身近な運動にも当てはまるでしょう。

でも、「運動はした方が身体にいいのでは? どのぐらいやるとオーバーなの?」と思いませんでしたか。その答えは以下のように記載されています。

「オーバートレーニング症候群の状態」

大きな過負荷を続けると同時に、疲労回復に必要な栄養と休養が不十分であった場合には、かえって競技の成績やトレーニングの効果が低下してしまいます。

これを見ると、“栄養”と“休養”をしっかりとることが必要だと言えるのではないでしょうか。筆者の経験上、真面目に毎日トレーニングをしている人などは、特に休養が足りないことが多いです。

また、いつもと違う仕事などで疲労がたまっているのに運動をし続けてしまうことで、“オーバートレーニング症候群”になってしまう場合も考えられます。

こんな症状には要注意!

画像:miya227/Shutterstock

あなたはこのような症状が出ていませんか?

「オーバートレーニング症候群の症状」

競技成績の低下だけでなく、疲れやすくなる・全身の倦怠感や睡眠障害・食欲不振・体重の減少・集中力の欠如・安静時の心拍数や血圧の上昇・運動後に安静時の血圧に戻る時間が遅くなるなどの症状がみられます。

もちろん、様々な原因によってこの症状が現れている可能性も考えられますが、こんな症状が続いたら要注意です。当てはまる症状がないか確認してみましょう。

オーバートレーニング症候群にならない為に

画像:PRPicturesProduction/Shutterstock

最後に、筆者がお客様にお伝えしている簡単な予防方法をいくつかご紹介したいと思います。

栄養の部分でいうと、“きちんとご飯を食べること”です。ダイエットのため、運動をするが食事をしないという方もいると思います。疲労や筋肉の回復のため、基本的なことですが、“3食バランスよく”を心がけてみてください!

休養の面でいうと、“休息日を作ること”をおすすめしています。筆者は、筋トレの間隔をあけたり、一方で有酸素運動は毎日行うことで、疲労をため過ぎないように工夫しています。ハードなトレーニングを毎日行うと、疲労が抜けにくくなる場合があるので、習慣の中に休息日を設けてみましょう。

最後に、セルフチェックでオススメしているのが、自分の体調を5段階評価などで記録しておくことです。睡眠がとれているか等も考慮して、今の自分の疲労具合を記録します。疲労がたまる状態が続いていれば、本来運動すると決めていた日でも軽い運動や、休息に切り替えてみてください。

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いかがでしたか? 今回は運動をする人が陥りやすい、“オーバートレーニング症候群”について紹介しました。

健康のために運動をしているつもりが、不調を招いているとしたら、なんとも皮肉な話ですね。その日の体調や疲労具合によって休む勇気も持ってくださいね。

【画像・参考】
※1 オーバートレーニング症候群 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※GP PIXSTOCK・miya227・PRPicturesProduction・Shine Nucha/Shutterstock

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

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