COLUMN

誰でも“ゴルフ上達”ができる!? 「回旋力アップ」のコツをトレーナーが伝授

寒い時期でもゴルフには行きたくなるものですよね!

しかし、この時期のラウンド前や練習前は、身体の動きにくさを感じる人も多いのではないでしょうか? また、身体が冷えると筋肉も固まりやすくなるので、可動域が重要なゴルフでは思うようなプレーができないことも……。

そこで今回は、ゴルフの上達を目指すためのストレッチをトレーナーである筆者がご紹介します。

■1:ゴルフに必要な回旋力

画像:PHOTO NAOKI/PIXTA(ピクスタ)

ゴルフはスポーツですが、野球やサッカーなどと違い、運動神経によって違いが出ない競技と言われています。

身体で形を覚えてスイングすることが大切であり、また、運動神経の良さを生かして遠くにボールを飛ばすことができても、戦略性や戦術が必要な局面もあります。なので、ボールを飛ばせる人が好スコアを出せるとは一概に言えないのです。

むしろ、ゴルフに大切なものは運動神経よりも“身体の回旋力”だと筆者は考えています。

ゴルフは身体を捻転させて、その動作で溜めたパワーを解放してボールを飛ばすスポーツです。筋肉の可動域が広ければ、捻転もより深くなるため、身体が硬い人と柔らかい人では、柔らかい人のほうが有利でしょう。

そのため、ゴルフの上達を目指すなら“ストレッチ”を行うことがオススメなんです。

ゴルフでよく使う部分の柔軟性をアップさせることで、飛距離アップやスムーズなスイング作りに役立ちますよ。肩や腰に痛みを感じながらスイングをしている方にも、実践して欲しいですね。

■2:飛距離アップのための「股関節のストレッチ」

画像:mits/PIXTA(ピクスタ)

では、具体的にはどの部分の柔軟性を高めていけばいいのでしょうか?

ゴルフでよく使う部位の代表例が“股関節”です。この股関節の回旋力を上げることは、ゴルフをする上でとても重要なのです。

股関節は上半身と下半身をつなぐジョイント部分であり、ここがスムーズに動かないと理想的なスイングができなくなります。

股関節の柔軟性がないことで腰が回りにくくなると、下半身が止まった状態になり、手だけでボールを打ってしまう、いわゆる“手打ち”になってしまいがちに。この“手打ち”をしてしまうと、飛距離も出ず、ボールも引っ掛けやフックが多く出るようになり、方向性が定まりにくくなります。

逆に言えば、柔軟性を手に入れて腰の回転がスムーズにできるようになれば、飛距離アップにつながったり、方向性の安定が身に付いてミスショットが減っていくというわけです。スコアの安定を目指すためにも、股関節の柔軟性は意識していきたいですね。

股関節の柔軟性を高めるストレッチ(お尻のストレッチ)

 

出典: believe

(1)足を四の字にしたら、背筋を伸ばしながら胸を脛に近づけていきます。

(2)姿勢を正しながら行うことがポイントです。お尻の筋肉が伸びていることを意識して行いましょう。

(3)30秒間伸ばしたら反対側も行いましょう。

■3:ゴルフ上達の鍵を握る「肩甲骨のストレッチ」

画像:mits/PIXTA(ピクスタ)

ゴルフにおいて大切な部位のもう一つは“肩”です。肩の可動域を広げることで、スイングが大きくなり飛距離も伸びて、方向性も安定しやすくなります。

これを可能にするためには、肩に直接アプローチするのではなく、“肩甲骨”を意識することが重要です。

肩甲骨とは、背中の上側にある、肩と脊柱を結びつける役割を持った骨のこと。腕を後ろに引いてみると、ぼこっと出る羽のような形が特徴で“天使の羽”とも言われています。

肩の柔軟性を高めるストレッチ(肩甲骨のストレッチ)

(1)横向けに寝転がったら、首はリラックスして両手を合わせましょう。

出典: WEBGYM

(2)息を吸いながら、胸を広げる様に大きく広げていきます。この時肩甲骨が動いて胸が伸びる意識をしましょう。

出典: WEBGYM

(3)息を吐きながら元の場所に戻していきます。

出典: WEBGYM

(4)5回繰り返したら反対側も行いましょう。

【関連記事】ゴルフ上達への一歩!パーソナルトレーナーが教える「ウォーキングの極意」とは?

いかがでしたか? ゴルフにおいて柔軟性を高め、回線力を付けていくことは非常に重要で有意義だということが伝われば嬉しいです。ストレッチはゴルフの前後はもちろんですが、毎日実践する事をおすすめします。毎日、3分間でも十分ですので是非トライしましょう!

【画像・参考】
前屈で床に手をつけよう「お尻のストレッチ」呼吸を極める!「胸の動的ストレッチ」/WEBGYM
※PHOTO NAOKI・mits/PIXTA(ピクスタ)

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