「運動を始めようと思っても、筋トレ、有酸素運動、ヨガ、ピラティスなどいろいろあって、どの運動をしたらよいかわからない……」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
運動の中にも“流行”というものがあるので、トレンドに乗って始めるのもいいですが、目的に合わせて始めた方がより効率よく運動効果が発揮できるでしょう。
そこで今回は、パーソナルトレーナーである筆者が、これから運動を始めようとしている方に向けて、運動を選ぶポイントなどをお伝えしていきます!
【目次】
どの運動がいい?筋トレ、有酸素、ヨガ…トレーナーが教える<目的別>運動の選び方
運動を選ぶ際のポイントは?

それでは何を基準に運動を選べばよいのでしょうか。
それはズバリ、“運動を行う目的”です。なぜなら、目的によって行うべき運動が異なってくるからです。
例えば、“筋肉量を増やす”ことが目的であれば、行うべき運動は筋トレに、“柔軟性を高める”目的の場合はストレッチとなります。
どの運動を行うべきかを決めるにあたり、まずはご自身の運動を行う目的を明確にすることが必要です。
体力アップには筋トレ?それとも有酸素運動?目的に合った運動とは
ここでは具体的に目的に応じた運動を5つご紹介していきましょう。
(1)「辛い冷え」を解消させたい人は「筋トレ」を!

“冷え”でお悩みの女性がたくさんいらっしゃいますが、辛い冷えを解消させるには“筋トレ”がお勧めです。
筋肉には“力を発揮して運動を起こす”という働き以外にも、“体熱を作り出す”という働きがあるからです。
実際、体熱の約40%が筋肉で作り出されていると言われています。
そのため、筋トレで筋肉量を増やすことで体熱産生能力が向上し、冷えの解消が期待できると考えられます。
筋肉量を増やすには、10回前後反復可能な強度で、合間に1分間の休憩を入れながら3~6セットに設定して筋トレを行うのがおすすめです。
(2)体力アップには「有酸素運動」がおすすめ!
「最近体力が落ちてきたので、運動を始めたい」という方には、“有酸素運動”がおすすめです。
有酸素運動というと“体脂肪を減らすための運動”と思われがちですが、体力向上にも効果が期待できます!
なぜならば有酸素運動を行うことで心肺機能を高めることができると言われているからです。
“ウォーキング”や“エアロバイク(自転車)”などを、「ちょっとキツイかな」と感じる強度から始めるようにし、体力の向上に合わせて少しずつ強度を上げていくようにしましょう。
(3)「むくみ」が気になる人におすすめな「ストレッチ」
「足のむくみが気になる……」という方には、ストレッチがおすすめできます。
静止した状態で筋肉を伸ばし続ける“静的ストレッチ”を行うことで、筋肉の緊張を緩め柔軟性を高めることが期待できます。
柔軟性がアップすることにより血液やリンパの流れが促進されるようになると言われているので、むくみの解消にもつなげることができると考えられます。
静的ストレッチを効果的に行うには、カラダが温まった状態で、心地良く筋肉が伸ばされていることが感じられる強度で30秒間、深くゆったりとした呼吸を心がけながら伸ばすようにします。
むくみを確実に解消させたい場合には、筋収縮力を高めるために筋トレも合わせて行うとよいでしょう。
(4)心身をリラックスさせたい人には「ヨガ」を!

「ストレスで疲弊した心身を癒したい」という場合には、ヨガがおすすめできます。
ヨガは呼吸法や瞑想で心身を安定にした状態にすることが目的とされているからです。
腹式呼吸で副交感神経を活性化させることでリラックス効果が得られるとともに、ストレッチの効果も期待できます。
そのためヨガは、心身をリラックスさせたい人におすすめと言えるでしょう。
(5)肩こりや腰痛解消には「ピラティス」がおすすめ!
「肩こりや腰痛を解消させたい!」という目的の場合は、ピラティスはいかがでしょうか。
ピラティスを行うことで脊柱(背骨)や骨盤を支える体幹部のインナーマッスルが強化され、骨盤の位置を正しく整えることができ姿勢改善効果が期待できます。
そのためピラティスを行うことで、姿勢が美しくなるだけでなく肩こりや腰痛解消につなげることができると考えられます。
最も大事なことは「継続すること」
目的別におすすめの運動を5つご紹介しましたが、運動を効果のあるものにするには、何よりも続けることが大切です。
せっかく始めた運動なのに、「三日坊主に終わってしまった……」ということがないようにしたいですよね。
運動を続けるコツは、ムリをしないことです。いくら効果のあるものでも、「できるかな……」というものでは続けることはできません! 「あ、これならできる!」と言えるものを行っていくことが継続につながります。
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いかがでしたか? ご自身の目的に合った運動を、体力レベルやライフスタイルと合わせて行うようにしましょう!
【画像・参考】
※believe
※PhotoSunnyDays・FXQuadro/Shutterstock
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