Hu jambo!
日本でも馴染み深いスワヒリ語の挨拶ですね!
スワヒリ語は主に東アフリカの国々で使用されている言語ですが、東アフリカに住む人々の暮らしを具体的にイメージできる方は少ないのではないでしょうか?
筆者はパーソナルトレーナーになる前、東アフリカに位置するウガンダ共和国(以下、ウガンダ)で体育の教員をしていました。そして、実際に現地に約2年間生活した結果、なんと10キロ以上ものダイエットに成功したのです!
しかし、「ダイエットをしよう!」と強く決意していたわけではありません。つまり、頑張っていないのに自然と大幅なダイエットに成功したということ。当時の食事内容や生活習慣を分析・共有することで、みなさんのボディメイクにも役立つ部分があるのではないでしょうか。
そこで今回は、アフリカダイエットのノウハウをご紹介します。
■1:食事編
ダイエットの基本は食事のコントロールとよく言われますが、筆者がウガンダで食べていたものは主に
・バナナ(黄色くて甘いもの)
・食用バナナ(緑色で甘くないもの)

・イモ、キャッサバ類
・新鮮な野菜類(トマト・玉ねぎ・キャベツなど)
・豆類
・ポショ(トウモロコシの粉を水で練ったもの)
・パッションフルーツ
・パイナップル
などです。

筆者が勤務していた学校では、こちらの写真のようなランチが出てくるのが定番でした。
緑のお野菜は“スクマ”と呼ばれる葉野菜で、日本でいうところの“ケール”だそうです。

こちらの写真の黄色いものが食用バナナ(緑色の甘くないバナナ)で、腹持ちが非常に良いです。現地ではこのバナナを“マトケ”と呼びます。味はバナナというより、イモに近いです。
勘の良い方はお気づきではないでしょうか?
そう、このメニューは“超低脂質”なのです。
特にボディメイクを行う人にとっては、
・カーボ(糖質)
・プロテイン(タンパク質)
・ファット(脂質)
のPFC(P=タンパク質、F=脂質、C=炭水化物のバランス)バランスが気になるところだと思いますが、ウガンダで頻繁に食べていたメニューは糖質と植物性タンパク質が豊富で脂質が非常に少ないものでした。
また、筆者が住んでいた標高2,000メートル級の山にある村でも、下の写真のような新鮮な食材が日本の5分の1ほどの値段で手に入りました。

上記のような食生活を続けた結果、自然で無理のない減量が可能になったのです。
■2:生活習慣編

ウガンダでの生活では、日本のようにすぐに電車やバスに乗って目的地へ行くことはできません。
そのため、自然と“歩く習慣”が身に付きます。筆者も食料品の買い出しのために、往復6キロの道程を歩くことはごく普通の日常でした。

洗濯も全自動ではなく、タライに水を貯めて、全手動で洗いから脱水まで行っていました。この洗濯作業は1日30分以上かかるので、消費エネルギーは日本にいるときよりも高くなります。
また、街灯などはないので、日が暮れると辺りは真っ暗になります。
そのため、「朝は日の出とともに目覚め、夜は暗くなったら眠る」という健康的な生活習慣が身につきます。
睡眠はダイエットにおいても非常に重要なファクターと言われていますので、規則正しい生活が送れることはウガンダ生活の利点かもしれません。
■3:番外編

近年、世界でも次世代の食材として注目されている“昆虫食”ですが、ウガンダでは昔から貴重なたんぱく源として愛用されています。特にバッタを炒めた“セネネ”という昆虫食が有名で、味は小エビとほとんど同じで非常に美味です!
絶妙な塩加減がやみつきになる美味しさで、今でも恋しくなる食事の一つですね。
以上、筆者が実際に現地で体験した、アフリカダイエットの詳細をお伝えしました。
約2年間に渡るアフリカダイエットの結果は、
ウガンダ出発前→75㎏
日本帰国前→63㎏
なんと、驚異の12キロ減!
この大変身をきっかけに、筆者は筋トレにハマっていくわけなので、人生は面白いなと改めて感じているところです。
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いかがでしたか? 今回はアフリカがテーマということで少し壮大でしたが、“環境が変われば人が変わる”という良い事例をご紹介できたのではないでしょうか。
ウガンダの友人が好きな言葉に、「mpola mpola」(ゆっくりゆっくり)というフレーズがあります。トレーニングもダイエットも焦らず、一歩ずつ進めていけたらいいですね!
【画像・参考】
※believe
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