あなたは普段家事をしていますか? 一人暮らしであれば、忙しさもあり中々料理できないという人もいるでしょう。また、共同生活を行っている方であれば、家事を分担したり、あるいは全くしていない人もいるかもしれません。
いずれの場合も「家事はやらなくてはいけないことだけど、実際やるのが面倒に感じる」という方が多いかと思います。そこで今回は少しでも家事を楽しむために、家事ではどのくらいカロリー消費がされるのか調査しました!
筆者がスマートウォッチで消費カロリーを計測したものを参考にして、具体例をご紹介していきたいと思います。どちらの家事がよりダイエットに役立つのかについても解説しますので、ぜひ最後までお付き合いください!
■1:「洗濯物たたみ」と「洗面台掃除」

最初は、“洗濯物たたみ”と“洗面台掃除”でどちらがカロリー消費が高いか比較したいと思います。以前筆者がこのような調査をしたときは時間を一定にして、なるべく条件を揃えて行いましたが、掃除する場所の広さなども違うので、なるべく同じ時間になるもので設定しております。今回は以下の条件で調査しました。
・洗濯物たたみ:干している洗濯物を取り込んでたたむところまで
・洗面台掃除:小さいスポンジを利用して洗面台周り、設置しているハンドソープの容器やコップ洗いも含む
気になる結果は……!?
洗濯物たたみ

洗面台掃除

写真の状態だと時間が違うので、このままだと正確な比較ができません。そこで今回は1秒あたりの消費カロリーに変えて、10分間ではどちらが活動時の消費カロリーが大きいかで勝負します(計算に関しては省きます)。
計算した結果で比較すると、下記の結果となり、“洗濯物たたみ”の方がカロリー消費が高いことがわかります。
・洗濯物たたみ(42.3kcal)
・洗面台掃除(39.7kcal)
※小数点第二位以下四捨五入
おそらく洗濯物を取り込んで、運んでたたむという作業で移動することが多いのでこのような結果になったのだと筆者は感じました。消費カロリーを家事で増やすコツとしては、移動量を増やすことがいいかもしれませんね!
■2:「掃除機がけ」と「トイレ掃除」

次は“掃除機がけ”と“トイレ掃除”で比較します。今回もなるべく同じ時間になるように設定し、以下の条件で調査を行いました。
・掃除機がけ:一般的な掃除機を使用。基本的な床と階段の掃除機がけを行う
・トイレ掃除:トイレクリーナーをペーパーに吹きかけ、便器や周囲の掃除を行う
気になる結果は……!?
掃除機がけ

トイレ掃除

これも画像の状態だと時間が違いますので、このままだと正確な比較ができません。そこで今回は1秒あたりの消費カロリーに変えて、5分間ではどちらが活動時の消費カロリーが大きいかで勝負いたします(計算に関しては省きます)。
計算した結果で比較すると、下記の結果となり、トイレ掃除の方がカロリー消費が高いことがわかります。
・掃除機がけ(18.8kcal)
・トイレ掃除(27.3kcal)
※小数点第二位以下四捨五入
掃除機をかけるときは基本的に立ったまま行うことが多いのに対し、トイレ掃除はかがむことが多いのでこのような結果になったのだと筆者は感じます。消費カロリーを家事で増やすコツとしては、かがむ動作が多くなる掃除を行うことでしょうか。
例えば掃除機をかけるに追加して床磨きなど行うと、床がさらに綺麗になるだけでなく、消費カロリーも増えて一石二鳥ですね。
■3:「料理」と「皿洗い」

最後は“料理”と“皿洗い”の比較です。よく、「料理をしたから皿洗いはお願い」と家事分担することがあるのではないでしょうか? 今回の条件は以下で比較を行いました。
・料理:鶏胸肉、小松菜、わかめ、キャベツを使用。仕込み時間や調理時間は計算するが、調味料を漬け込む時間、レンジなどを使う時間は考慮しない
・皿洗い:一般的な洗剤、スポンジを用いて行う
気になる結果は……!?
料理

皿洗い

これも写真の状態だと時間が違いますので、このままだと正確な比較ができません。そこで今回は1秒あたりの消費カロリーに変えて、30分間ではどちらが活動時の消費カロリーが大きいかで勝負いたします(計算に関しては省きます)。
計算した結果で比較すると、下記の結果となり、料理の方がカロリー消費が高いことがわかります。
・料理(126.8kcal)
・皿洗い(116.1kcal)
※小数点第二位以下四捨五入
しかし、実際は皿洗いに30分間かけることはほとんどないと思いますので、料理している方が圧倒的にカロリー消費は高くなるでしょう。
料理をすることでカロリー消費が増すのに加えて、お弁当を買うよりも経済的なので一石二鳥ですね。
【関連記事】「ランニング VS バイク」カロリー消費が高いのはどっちだ!? 炎の3番勝負!
いかがでしたか? 家事においてどちらのカロリー消費が高いのか、実際に検証する企画を行ってみました。
家政婦に委託する、ロボットや全自動家電を使用するなどで負担を軽減することはできますが、家事というものは基本的には自分でやらなくてはいけないことです。しかし、その行動がカロリー消費にもつながると思えば、運動の一環として家事を楽しめるはず。
今回紹介した数値は参考程度に、「家事でもこれだけカロリー消費ができるんだ」と感じてくれたら幸いです! 年末の大掃除もポジティブな気持ちで行えるといいですね。
【画像・参考】
※マードン
※VGstockstudio・buritora・Makistock/Shutterstock
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