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知っているようで知らない!?「プロテイン」を飲むメリットと注意点

あなたは普段プロテインを飲んでいますか? 「筋肉をつけるために飲んでいる」、「ダイエットのために飲んでいる」などプロテインを飲む方の目的は様々だと思います。

しかし、プロテインは体に良いと言われても何がいいのかわからない、種類もたくさんあって選べないという方も多いのではないでしょうか。

この記事ではプロテインの種類毎のメリットと、自分に合ったプロテインを選択するためのポイントをご紹介します。

そもそもプロテインとは?

画像:Day Of Victory Studio/Shutterstock

これはよく聞く話だとは思います。そもそも「プロテイン」とは何なのでしょうか。プロテインは英語で“たんぱく質”のことですが、その役割や重要性について解説したいと思います。

たんぱく質の役割について、厚生労働省のe-ヘルスネットには下記のような記述があります(※1)。

たんぱく質

筋肉・臓器・皮膚・毛髪などの体構成成分、ホルモン・酵素・抗体などの体調節機能成分、豆・卵・肉・魚などの食品成分として重要であり、生命の維持に欠くことができないものです。

よくプロテインというと、筋肉をつけるために必要と誤解されがちですが、筋肉をつけるだけでなく生命の維持には欠かせないものです。皮膚や毛髪なども構成することから、プロテインは美容にいいという話もたくさん言われていますね。

プロテインの代表的なものとしては、以下の3つが挙げられるでしょう。

<代表的なプロテイン>

・ホエイプロテイン
・カゼインプロテイン
・ソイプロテイン

ホエイプロテインやカゼインプロテインは牛乳が原料となっており、ソイプロテインは大豆が原料となっています。もちろんこれ以外にも様々なプロテインは存在しますので、気になる方は調べてみてください。

プロテインを飲むメリット

画像:Day Of Victory Studio/Shutterstock

プロテイン全体のメリットについては、下記が挙げられるでしょう。

<プロテインのメリット>

・筋肉をつけやすくなる
・肌をキレイに保ちやすくなる
・体の調子が整いやすくなる
・ダイエットに効果的

メリットの上3つについては、たんぱく質の役割を考えると容易に理解することができます。では、“ダイエットに効果的”という点に関してはいかがでしょうか?

プロテインがダイエットに効果的な理由

そもそもプロテインは1日にどのくらい摂取する必要があるのでしょうか? 厚生労働省によると、たんぱく質の摂取量の基準は下記のように紹介されています(※2)。

たんぱく質の食事摂取基準、推奨量

男性(15~64歳):1日65g

女性(18歳~):1日50g

上記の基準では年齢の差しか加味されていないので、その人の体重や運動レベルによって実際の量は変動はします。あくまでも最低量がこの数字であり、普段からトレーニングされている方は、もっとたんぱく質が必要な場合も。

ただ、大量のたんぱく質を摂取しようとすると、食材によっては余計な脂肪を摂りすぎてしまったり、カロリーオーバーになってしまったりすることがあります。

そのため、低カロリーで効率よくたんぱく質を摂取できるものとして、プロテインはダイエットに有効的と言えるでしょう。同じ理由から、筋肉をつけることを目的としてたんぱく質を摂りたいという人にとっても、プロテインを飲むことは推奨できますね。

また、粉や液体で持ち運び、手軽に口にすることができるので、運動後すぐに栄養補給できるのもプロテインの魅力の一つでしょう。

プロテインを飲む際の注意点

画像:Day Of Victory Studio/Shutterstock

ここまで見ると、プロテインはいいことばかりですね。ダイエットにもいい、美容にいい、筋肉がつく。ならば「もう毎食プロテインでいいのではないだろうか?」そう思う方もいるかと思います。

ですが、プロテインを飲む際には注意してもらいたいこともあるんです。

<プロテインを飲む際の注意点>

・たんぱく質の摂り過ぎにならないようにする
・他の栄養素もバランスよく摂る

まず、たんぱく質を体が一度に吸収できる量には限界があります。例えば、水も飲んだ方がいいですが、飲み過ぎると体に良くないというのはなんとなく分かりますよね。

体に吸収されなかったたんぱく質は脂肪として蓄積されると言われています。なので、ダイエット目的でプロテインを飲んで、普段の食事でも沢山たんぱく質を摂っていたら、逆に太ってしまうことも考えられるでしょう。

また、人の体に必要な栄養素はたんぱく質だけではありません。その他にも、炭水化物や脂質、ビタミンやミネラル等も体には必要です。プロテインを飲むことなく、食事でたんぱく質を含めた他の栄養素が補えるのであれば、それでもいいと筆者は考えています。プロテインを選ぶ際には、その成分にも注目してみるといいかもしれませんね。

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いかがでしたか? 今回は“プロテインを飲むメリットと注意点”をご紹介しました。

「なんとなく体に良さそうだから」と飲んでいた方も、栄養のバランスの偏りがないか、たんぱく質を飲んでいるはずなのに太っていないかなど、改めて確認をしてみてください。

プロテインを効率的に活用することで、日常生活をさらに活き活きとして過ごせるよう、あなたのことを応援しています!

【画像・参考】
※1 たんぱく質 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※2 厚生労働省『日本人の食事摂取基準2020年版』
※Day Of Victory Studio/Shutterstock
※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

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