学生時代は部活で毎日汗を流していたのに、卒業後はカラダを動かす機会が減り、運動をしなくなった。そんな20代・30代の方が多いのではないでしょうか?
「今はまだ大丈夫」と安心していても、年齢と共に身体の様々な機能が落ちて、運動不足によってお腹・背中・腿などに少しずつ脂肪が付いてくると、5年後10年後にはすっかり体型が変わってしまった、なんてことに……。
筆者のダイエット指導の経験を振り返ってみると、体重が標準よりも多い人は、運動不足と食事の内容に無頓着なケースが多いという事が言えます。
逆に標準体重であったり、見た目が引き締まったりしている人は、適度な運動と適切な食事を自然と習慣化している場合が多いですね。人生100年時代の今だからこそ、20代・30代のうちにアンチエイジング習慣を身に付けて中年太りを予防していきましょう。
そこで今回は、中年太りを予防するために、今から始められる2つの習慣についてご紹介したいと思います。
意外な共通点?お部屋の片付けとアンチエイジングの関係

突然ですが、皆さんのお部屋は片付いていますか?
アンチエイジング習慣と掃除には深い結びつきがあると筆者は考えます。40代・50代で引き締まった体型や健康な人は、普段から自分の体型や食事に気を付けていて、どんな運動がどんな効果が出るのか。あるいは、何を食べたら太ってしまい、何を食べれば体型を維持出来るかを知っているのです。
お部屋も自分自身のカラダも、客観的にチェックして、より良くしようとする意識を持つことが大切ということですね。これを踏まえた上で、これからおすすめする2つの習慣を取り入れてみましょう。
習慣1:毎日1回は体型をチェックせよ!

一流のボディービルダーは、鏡の前で自分のカラダを何分間も見る事があります。
ナルシストだからというわけではありません。カラダのバランスや筋肉の足りないところ、脂肪の付いているところをしっかりチェックして、今後のトレーニング計画を考えるためです。
私たちも、入浴時や着替えの際に、毎日1回はセルフチェックをしましょう。
また、理想とする体型をイメージしておくことも大切です。簡単なのは、理想に近い芸能人やインフルエンサーの写真をスマホに保存して日々確認することですね。
目標となるボディがあるならば、現実と比べる事によって自然と危機意識が目覚めます。普段カラダを動かすことが億劫な方も、「筋トレをしなきゃ」「ランニングを始めようかな」という意識に変わっていくことでしょう。
もちろん体型チェックは鏡で見るだけでなく、体重を量る、ウエストを測定するなどでも構いません。まずは、自分の体型を意識するところから始めてみてください。
習慣2:タンパク質を意識せよ!

人間のカラダは水分を除くとたんぱく質でできています。筋肉はもちろんのこと、髪の毛や臓器・骨・皮膚なども主要成分はたんぱく質です。
とても重要な栄養素ですが、脂質と違って体内で蓄えられないので意識して摂取する必要があります。筆者のダイエット指導の経験から言うと、体重が標準より多い方は筋肉が少なく、それを作り出すために必要なたんぱく質が不足している方が多い傾向があります。特に、朝食や昼食で不足しがちですね。
本来であれば、カロリーや他の栄養素も気にして欲しいところですが、最初はたんぱく質だけで大丈夫です。意識的に摂取する習慣を身に付けましょう。
最近はボディメイクブームもあり、各食品会社でたんぱく質を意識した商品を沢山開発しています。ヨーグルトやドリンクなどで手軽に補うこともできるので、上手く取り入れられるといいですね。
アンチエイジング習慣を身に付けよう

「2つだけでいいの?」と思う方も思いますが、簡単なくらいがちょうどいいんです。その方が無理することなく続けることができます。
また、習慣が変わると思考も変わり、自然と日々の行動も変わるでしょう。
体型をチェックしていると「お尻が垂れてきたから、階段を使おう」「お腹が出てきたから、今日は頑張って腹筋運動しよう」という発想が生まれます。
さらに、たんぱく質を意識することで「よりたんぱく質が取れる料理にしよう」「いつもタンパク質が足りていないから、起きたらプロテイン飲もう」と思うように。
それらが食事をした後に歯を磨く事と同レベルの習慣になった時には、理想の体型を維持することが可能になっているはずです。
【関連記事】“中年太り”に試したい!アンチエイジングのプロが教える「ぽっこりお腹撃退トレーニング」3選
いかがでしたか? 将来の中年太りを予防するためにも、20代・30代の今のうちからアンチエイジング習慣を身に付けてください。
【画像・参考】
※ほんかお・kou・Syda Productions/PIXTA
※wavebreakmedia/Shutterstock
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