ゴルフをされる方の中には「年をとって飛距離が落ちた」「年をとって思うように身体が動かなくなってきた」といったお悩みを持つ方が多いです。
年をとると、自然も体力も落ちていきますよね。そこで何も対策を行わなければ、当然飛距離も落ち、全体的にゴルフのスコアにも影響されていくでしょう。
しかしながら、70歳を超えてもエージシュートを何回も達成しているゴルファーがいることも事実です。年を重ねても飛距離アップも可能ですし、まだまだスコアが良くなる可能性があるのが、ゴルフというスポーツの素晴らしい点のひとつです。
そこで今回は、そんなゴルフ好きの方のお悩みを解決する為のポイントを3つ解説します。
ポイント1:下半身の筋肉維持のために歩く

ゴルフのスイングにおいて最も重要な筋肉の1つは、お尻を中心とした“下半身の筋肉”です。下半身の筋肉は、意識的にトレーニングをする事で、筋肉維持&向上させることが可能です。
トレーニングの時間を確保する事が難しい方は、日常の行動でできることを意識的に行い、できるだけ下半身を動かすようにしましょう!
(1)ラウンド中はカートに乗らずなるべく歩く
最近のゴルフ場では、乗用カートを利用してプレーするスタイルが一般的ではないでしょうか。また、年を取ると疲労を感じやすくなるので、すぐにカートに乗ってしまいがちです。
しかし、ゴルフが上手いゴルファーほど、カートに乗らずに歩いてラウンドしている傾向があるように思います。飛ばすゴルファーは、あえて歩く機会を多くする事で、下半身の筋肉強化を自然に行っているのではないでしょうか。
何歳になってもバランスの良いスイングをしたいなら、ラウンド中はなるべく歩くようにしましょう。
(2)普段から階段を使う
日常生活で、ウォーキングよりも高い負荷が下半身に生じる動作は“昇降運動”です。なるべく階段を使うことを意識して生活をされている方と、エレベーターやエスカレーターを利用する方の下半身の筋肉の衰え方はかなり違ってくると筆者は考えます。
普段からウォーキングをする事も重要ですが、さらに下半身を強化して「飛距離を落としたくない」「伸ばしたい」と思うならば、階段などの昇降運動を意識して行うのがおすすめですよ。
(3)坂道を歩く
普段からウォーキングをしている方も、意外と意識していないのが坂道です。
日本のゴルフ場は山岳地帯が多いので、当然傾斜が強い場所も多々あります。また、普段から坂道を登り降りする事で、筋力が維持向上しますし、ゴルフ場においても坂道での安定感が出てくるはずです。何気なく歩いていると、坂道は避けがちかもしれませんが、これからは積極的にウォーキングや通勤で使うと良いでしょう。
ポイント2:片足に重心を乗せる宅トレ
個人差はありますが、ゴルフのスイングは大なり小なり重心を移動する動きをするものです。右利きの方ならば、基本的にはテイクバック時には右足に重心がかかり、フォロースルー時には左足に重心がかかります。
その際に、お尻が大きく横に動く動き(スウェイ)が出たり、重心が上手く乗せられない事で踵重心になる代償の動作が生じることがあります。これによりスイングが安定しなかったり、飛距離が出なかったりする事も。
そこで、体重を乗せやすくする為に自宅でもできる宅トレをご紹介します。
片足立ち腕振り

片足立ちでの腕振りは、ゴルフにおいて脚の筋力・バランス・体幹の3つを強化すると共に肩甲骨の柔軟性もあげるトレーニングなので一石三鳥の宅トレ! ぜひ実践してみてください。
■ポイント
・片足立ちになり、なるべく大きく腕を振ります。
・腕を振る事で重心がグラつきますが、軸足の足全体やお尻の横の筋肉を使ってキープしましょう。
・体幹にも自然に力が入るので、お腹に力を入れたり、肩甲骨を大きく動かす意識を持てるといいですね。
ポイント3:胸と股関節の柔軟性
ゴルフは身体を捻転させて、その動作で溜めたパワーを解放してボールを飛ばすスポーツです。
筋肉はストレッチや適度な運動をしないと、年々強張っていくばかり。筋肉が硬くなると関節の可動域も狭くなります。
ですが、ストレッチを行うことでそれが緩和されれば、捻転がより深くなるため、飛距離の維持&向上にアプローチ可能なんです。
特にゴルフのスイングにおける身体の捻転には、胸(胸椎)と股関節が重要。ゴルフの上達を目指すならば、“胸と股関節のストレッチ”を今日から行いましょう。
胸(胸椎)のストレッチ


■ポイント
・両手の平を合わせて横向きに寝転がったら、大きく息を吸いながら手を後ろ側に広げていきます。
・広げた状態で3呼吸ほど深く呼吸を行ったら1度戻して反対側も行いましょう。
・5回行ったら反対側も行っていきます。
・徐々に呼吸が深まり、胸が伸びる意識を持てるといいですね。
股関節、肩甲骨のストレッチ


■ポイント
・大きく足を広げて手を膝に着いたら、肩を斜め下に押し込むように身体を捻ります。
・10秒ほど伸ばしたら、反対側も行い往復しましょう。
・股関節と共に、肩甲骨周りが伸びていることを感じてください。
【関連記事】ぽっこりお腹は「筋力低下」のサイン!? 椅子を使ったお手軽トレーニング3つ
いかがでしたか? 飛距離アップの為にスイングを改善したり、GYMに行って筋トレを行うことも非常に有意義ですが、自宅や日々の生活の中で意識をする事で変わることは沢山あるはずです。
1日でも長くゴルフを続ける為、1打でもスコアを縮める為にもぜひチャレンジしてみてください!
【画像・参考】
※フルマラソン完走メニュー初期「片足立ち腕振り」、ゴルフケアストレッチ「胸の動的ストレッチ」、ラウンド前のW -UP「股関節・肩甲骨ストレッチ」/WEBGYM
※sattahipbeach/Shutterstock
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