体重が増えてしまったり、これまでの体型より大きくなってしまったりする原因として、“ストレス”を挙げる方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。何を隠そう筆者自身がそうでした。
そこで今回は、ストレス太りから脱却するためのヒントを、-30kgのダイエットに成功した筆者の過去の経験の中からお伝えしたいと思います。
ストレスと食生活のリアル

年齢を重ね、周囲の人々が結婚をしたり昇進をしたりと、ライフステージが変わっていく中、自分は取り残されたような“負け組”のレッテルを貼られているような気持ちを、当時の私は抱いていました(結局、それを貼っているのは自分自身だったのですが……。)
振り返ってみると、無理やり変わろうと自分には合わない方法でもがいていたのだと思います。慢性的なストレスを感じていて、それを発散させようと大量のジャンクフードやコンビニスイーツを買い漁る日々。「こんなにも頑張っているんだから」というご褒美のつもりなのですが、手軽で安いモノを大量に手にしてしまったんです。
値段が高いモノ=いい食べ物ということではないですし、ジャンクフードもコンビニスイーツも、しっかりと向き合って食べるのならば立派なご褒美になります。ただ、筆者の場合はぞんざいに買い物カゴに入れ、勢いのままに体に取り込んでいました。すると、結局ますます心が荒んでいくんです。
そして、身体もどんどん理想と離れていく……。絵に描いたような悪循環の出来上がりでした。
厚生労働省の『e-ヘルスネット』(※1)でも、ストレスと肥満の関係について以下のように書かれています。
慢性ストレスではストレスホルモンにより脂肪が貯め込まれるため肥満になりやすいですが、逆に痩せる人もいます。やけ食い・無茶食いは手軽なストレス解消法ですが、過ぎないことが大切です。
やはり、慢性的なストレスは人間の身体を警戒体制にさせて、エネルギーを必要以上に蓄えさせるようです。このような悪循環化から脱却するために、筆者はいくつかの取り組みを行いました。
自分だけでなく「他人」も関わる目標を設定する

筆者は昔からエンジンがかかれば出来る子でした(笑)。体重が増えても「やる気になればいつでも痩せられる」とどこかで思い続けていたんです。だからこそ、焦りながらも現状を変えようとはしない。合言葉は「ダイエットは明日から」。このワードに共感できる方もいるのではないでしょうか?
そんな中、職場の上司が「これに挑戦してみないか?」と声をかけてくださいました。それが、ボディメイクに挑む社内企画だったんです。
「まぁ、受けるだけ受けます……」と返事をして、「企画に落ちたら、もうダイエットもしない」と謎の覚悟を持って応募。その結果は「仮合格」というものでした。
筆者のキャラクターは採用されたものの、ボディメイクは本当に頑張らないと結果に繋がらない。つまり、それだけ厳しいチャレンジになる。その覚悟はあるか?という意味での仮合格だったのです。
こうなったらやるしかないですよね。モチベーションのスイッチが入りました。
コンビニに入ろうとする足元を見つめると、応援してくれた上司の顔が浮かんだんです。「今日の所は寄らずに帰ろう」と思い直す一つの抑止力になりました。
自分自身と取り決めただけだと甘えが出る筆者ですが、お世話になっている大切な方との約束は守りたくなりました。そうして、小さな、でも重い重い一歩を踏み出す事ができたんです。
毎朝体重を測る

一歩を踏み出してからは、わかりやすい数字に目を向けることにしました。まず、気にかけたのは体重です。
ここで気をつけてもらいたいのは、ボデイメイクやダイエットは体重が全てではないということ。脂肪や筋肉、内蔵、骨など全てのバランスが整っているのが理想であることを大前提で話を進めます。
それを踏まえても過体重なのは明確だったので、毎日体重を測る事を始めました。過体重の方こそ、身体の変化を感じるチャンスが多いんですよ。悪い習慣を一つやめたり、一食だけでも栄養バランスを気をつけるだけで、気持ちいい程の体重変化が訪れますから。
すると、「食べてストレスを発散したい」という衝動が起きても、「理想的な数値が早く見たいなぁ。今我慢すれば、あの数字が見られる日が近くなる!」と思え、必要ではない過食を抑えられるようになりました。
ある程度体重を落とすことができたら、あまりにもシビアに測り続けるのはおすすめしません。何事もタイミングとほどほどの意識が大切です!
継続は力なり

そこからは、もうシンプルに自分が決めた「継続可能な習慣」を続けていくのみです。ただただ淡々とその日その日を乗り越えて行くのです。
運動を継続するためのヒントは、以前の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
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続けるための心得は色々あると思いますが、楽しいこととセットで目標を設定するのも一つの方法かもしれません。それは、決して他人軸の他人に評価されたいという目線で決めるものではありません。「来年の夏はこの水着を着こなせる身体になって、友人と海に行こう」など、大切な人と楽しい約束をするようなマインドで、目標を決めるのがオススメです。
そんな夢を念頭に日々を過ごすと、不思議とストレスに振り回されることがなくなっていきました。すると仕事も上手く回るようになったり、溌剌とした日々を過ごしている自分を実感しました。
これは、あくまで一つの方法ですが、「いつかは」とダイエットを後回しにしている方がこの記事を読んでいるとしたら、今すぐ楽しい予定を立ててみてはいかがでしょうか。昨日より今日の自分がより好きになるかもしれませんよ。
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以上、ストレス太りの悪循環から抜け出すためのヒントをご紹介しました。
ダイエットは自分自身を見つめ直す素敵なきっかけです。より素敵な自分と出会うために、一緒にボディメイクを頑張っていきましょう。
【画像・参考】
※1 ストレスと食生活 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※ostiantyn Postumitenko、buritora、EKAKI、GrandJete /PIXTA
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