筋肉痛になったり、辛い痛みが出てしまったりなどの身体の不調。ゴルフを愛する方の多くが、少なからず経験しているのではないでしょうか?
そういった背景もあり、“生涯ゴルフ”を掲げる筆者も、日々のメンテナンスやゴルフラウンド中のケアを大切にしているんです。
そこで今回は、日常の中でも、ラウンド中でもできる簡単なカラダメンテナンス法をご紹介します。
ゴルフスイングの回旋は胸と股関節の動きがポイント

ゴルフスイングは良く「腰を回せ」と言われてきましたが、基本的に腰はあまり回す(以下、回旋)ことができません。人間の背骨で一番回旋することができるのは、“胸椎”という肋骨が付いている背骨の部分です。胸椎は12個存在していて、それぞれがバランス良く回旋することで、スイング時に理想的なひねりの動きが生み出されます。
また、下半身は股関節の回旋が重要です。股関節の回旋を行うには、お尻の柔軟性と筋力が必要不可欠と言えるでしょう。具体的には、“大臀筋”というお尻の筋肉のポテンシャルを高めることで、股関節を最大限回すことが可能になるんです。また、「中臀筋」というお尻の横の筋力を強化しておくことで、お尻が横にズレることを防ぎながら股関節の回旋を行うことができます。
これらの回旋に必要な筋肉が硬くなったり、弱くなったりすると、スイング時の代償動作として「腰の反り」が生じてしまうことが考えられます。そして、腰への負担が知らず知らずのうちに蓄積されたり、スイングが乱れに繋がったりしてしまうことも。
以下のポイントを押さえつつ、きちんとボディケアを行うようにしましょう。
腰を疲労させない体の回旋POINT
- 胸椎(胸)の柔軟性
- 大臀筋の柔軟性と筋力
- 中臀筋の筋力
胸のストレッチ:胸椎(胸)の柔軟性
股関節から体を倒し前傾姿勢になります。両手を伸ばし、体を捻りながらプロペラの様に回旋させていきましょう。

上の手と下の手が引っ張られている感覚で行ってください。吸う息で体を捻り、吐く息で体を戻したら反対側に捻ります。
ラウンド中は前半と後半の前に3往復ほど実施すると良いでしょう。日々のケアとしては毎日1分間ほど行って下さい。
お尻のストレッチ:大臀筋の柔軟性
足を前後に広げたら、前足を折り、畳み後ろ足を伸ばしましょう。胸を張って体を前に倒していきます。

お尻が心地よく伸びていればOKですので、体の倒す角度でストレッチ感覚を調整してください。痛気持ちいいくらいの伸び感が理想です。

ラウンド中は、疲れてきたなと思った時に行うと効果的ですが、前半・後半1分間ずつ行うと股関節が軽くなる感覚が持てます。日々のケアでは毎日1分間行ってみて下さい。
片足バランス:大臀筋(お尻)・中臀筋(お尻の横)の筋力
姿勢を正して立ったら、片足を抱えて胸の方へ引き寄せます。この時、体を真っ直ぐに保てる範囲で足を上に引き寄せていきましょう。

軸足のお尻やお尻の横が使われている感覚を意識して、片足30秒間行ってください。軸足の膝が曲がらない様にバランスをとりながら行うことで、お尻の横の筋肉に刺激が入りますよ。

実際のスイング時の体重移動では、軸足の母指球に重心が乗ることが多いので、母指球に体重が乗っている意識を持ちましょう。
ラウンド中は前半・後半に1回ずつ行い、日々のケアでは毎日1分間行って見てください!
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いかがでしたか? 今回はラウンド中や日々のケアでも行える、エクササイズやストレッチをご紹介しました。
1日3分のお手軽ボディメンテナンスを続けて、一緒に生涯ゴルフを楽しみましょう!
【画像・参考】
※believe
※プラナ、マハロ/PIXTA(ピクスタ)
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