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筋トレの成果がUPする!「体組成計」の活用ポイント3つをチェック

あなたは普段「体組成計」で測定をしていますか? ご家庭でも簡単に計測出来て、体重や体脂肪率が分かるものもあれば、スポーツジムなどにある部位別の筋肉量や脂肪量までわかるものなど、いろいろな種類の体組成計があります。

実はスポーツジムに置いてある体組成計は、高いものであれば新車を1台購入できるぐらいの値段の代物もあり、自宅に置いてあるような体組成計と比べ、よりたくさんの情報が正確に見られるようになっています。

だからこそ、スポーツジムに通っている人は体組成をぜひ活用されてみてください。とは言っても、セルフサービスで測定して、その結果について特に説明をしてくれないというジムもあるでしょう。

そこで今回は、体組成計の項目で、ここだけは押さえておいて欲しいというポイント3つに絞ってご紹介します。

そもそも体組成って何?

画像:ゆう/PIXTA

そもそも体組成とは何なのでしょうか?体組成は“身体組成”という事もあり、厚生労働省には次のような記述があります(※1)。

身体組成
身体の成分組成のことで、体脂肪と骨と除脂肪軟組織の三要素に分類される。体組成とも呼ばれる。
身体は「水分・たんぱく質・資質・ミネラル」の4つの主要成分で組成され、「脂肪・骨・除脂肪軟組織」の3要素に分類できます。

この体組成を測定するのが「体組成計」です。体重や脂肪だけでなく、部位別の筋肉量や基礎代謝量、内臓脂肪などを測れるタイプのものがあります。

ただ、高価なものになるほど記載される情報が多く、どの項目を見たらいいかが分からなくなります。そこで、体組成計の中でも注目すべき項目をご紹介します。

体組成計の測定結果で見るべきところとは?

画像:masamasa2/PIXTA

体組成計の中で見るべきところを3つまで絞ってここではお伝えいたします。

■1:筋肉量と脂肪量の内訳

普段は体重ばかり気にすることが多いと思いますが、その体重の中の筋肉量と脂肪量の内訳を確認しましょう。身長を基準として筋肉や脂肪の量が標準なのか、高いのか低いのかが分かります。

例えば、体重が多く思えても内訳をみると筋肉量が高く、脂肪量が少ないことも有ります。逆に体重が少なく思えても内訳をみると脂肪が多い、「隠れ肥満」という方もいます。

そして、あなた自身が筋肉を増やすべきなのか、脂肪を減らすべきなのか判断する材料にもなります。

■2:部位別の筋肉量

全体の筋肉量とは別に部位別の筋肉量を確認しましょう。左右でのバランス差がないか、上半身と下半身でのバランスの差がないかが分かります。

例えば、全体の筋肉量が多くても、下半身や体幹の筋肉量が少ないという方もいます。

全身トータルでトレーニングを行えているのか、苦手としている部分があるのかの参考になりますので、部位別の筋肉量を見てどこを強化するべきかを確認してください。

■3:基礎代謝量

最後に基礎代謝量です。基礎代謝と言うのは、生命維持に必要な1日のカロリーのこと。言い換えれば、寝たきりでなにも動かなかったとしても、その日に消費されるカロリーということですね。その人の日常の運動強度にもよるのですが、大体この基礎代謝の1.5倍のカロリーが日常生活を過ごすうえで消費されています(活動代謝とここでは呼びます)。

例えば基礎代謝が1200Kcalであれば、活動代謝は1800Kcalです。もちろん、日常生活以上の運動をすればこれよりカロリー消費は増えます。

この活動代謝が1日の消費カロリーの目安になるので、1日の摂取カロリーをそれ以下に抑えれば脂肪は減ります。それ以上カロリーを摂れば脂肪は増えます。

注意していただきたいのは、基礎代謝は“生命維持に必要なカロリー”なので、痩せたい方でも摂取カロリーを基礎代謝より低くするのは身体に不調をきたす可能性があるので、注意が必要です。

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いかがでしたか?  体組成計の特に注目してみたい項目3選をご紹介しました。それ以外にも項目はたくさんありますが、この3つを押さえておけばひとまずはいいでしょう。

また、測定を行う頻度ですが、月に1回の測定をおすすめしています。あまり短期間で測っても成果が見られなかったりするので、毎日測る必要はありません。定期的に測定をすることで、身体の状況に合わせた改善の指標が見えますので、月1は測定してみてください。

これまで測定してこなかった人も、しばらく測定していなかった方もこれを機会に自分の体組成を測ってみてください。

【画像・参考】
※1 身体組成 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※masamasa2、Pangaea/PIXTA

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