「痩せたい」と思う人と同じくらい、「なかなか体重が増えない」「運動をしているのに筋肉がつかない」「ヒョロヒョロとした体型が嫌」という悩みを持つ人もいると思います。
今回はそんな方々の為に、筋トレをする前に自分がガリガリ状態になっている原因を知るためのポイントをお伝えしていきます。
ガリガリになっている原因がある!

世の中には食べても太れず痩せたままという方もいます。では、なぜ痩せている人は太らないのでしょうか? その原因は主に5つあります。
- 栄養が偏った食事ばかり摂っている
- 運動をしていない
- ストレスがかかりすぎている
- 食が細い
- 筋トレをしているが追い込めていない
(1)栄養が偏った食事をしている
ジャンクフードやインスタント食品などだけで食事を済ませていると、筋肉を付ける為に必要なたんぱく質を十分に摂取することができていない食事が多くなります。1日のたんぱく質の摂取量は最低「体重1kg×1g」と言われていますが、大きくしたい方は「体重1kg×2g」を推奨します。これを3食でしっかりバランス良く食べることが重要です。
(2)運動をしていない
脂肪は普段の生活でも使われるため、脂肪を落とす為には食事だけでも問題ないですが、ガリガリさんを抜け出す為に筋肉を付ける為には筋トレは不可欠です。筋トレ定義の中で、トレーニングの原理原則というものがあり、その中でも過負荷の原理「日常生活よりも負荷を与える事」という原理があります。
つまり、日常生活以上のことをしないと筋肉は付いていかないので、筋トレは重要なポイントと言えるでしょう。
筋トレは1日おきに行い、週に3回を目安にすることをおすすめします。
(3)ストレスがかかりすぎている

ストレスを抱えるような生活をしていると、胃の消化能力が落ちることがあります。また、たんぱく質やビタミンB6などの栄養素が不足した場合、幸福感を感じさせる“セロトニン”の分泌量が減り、イライラやストレスが溜まりやすくなると言われているんです。
ストレスを減らすために、よく睡眠を取ったり、半身浴でお風呂に入ったりしましょう。同時に、バランスの良い食事を摂ることも大切です。
「ストレスがかかっているな」、「イライラするな」という方は、ぜひ自分自身の心の安定も大切にしてください。
(4)食が細い
いつも満腹に食べているつもりでも、そもそもの食事量が他の人と比べて少ないということが考えられます。食事量が少なければ摂取カロリーも少なく、太ることができません。そのような人の中には、食に対するこだわりが少なく、「時間がない」「面倒くさい」といった理由で1食抜いてしまうことも少なくないでしょう。
体を作っているのは間違いなく日々の食事ですので、食事を面倒くさがらずに毎食こだわって食べることが重要です!
(5)筋トレをしているが追い込めていない
筋トレをしているが中々太ることができないという方は、そもそも重量や回数やセット数が少ないということが考えられます。パーソナルトレーナーを付けずに筋トレを行う場合には、まず回数を見直してみましょう。目安として、1セット8回〜12回という回数設定で行うことをおすすめします。
その次に重量です。重量は8回〜12回トレーニングを行ったとき、「これ以上は絶対錘を持ち上げることができない!」という重さに設定してください。
そして、セット数は筋トレ初心者ですと3セット行うことをおすすめします。1セット終了したら60秒間のインターバル(休憩)をとってから次のセットを行うようにしていきましょう。
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いかがでしたか? 意外と当てはまることも多かったのではないでしょうか?
ガリガリ状態になっている原因をまとめると、良い食事ができていない、良い運動ができていない、良い休養がとれていないという3点に集約されます。つまり、良い食事、運動、休養を行うことが脱ガリガリへの最短ルートなのです! 本記事を参考にして、体に良い習慣を身につけていきましょう。
【画像・参考】
※evrymmnt、leungchopan/Shutterstock
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