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体重計と何が違う?効率の良いボディメイクに「体組成計」が必要な理由

夏に向けて、ボディメイクを始めようと考えている方におすすめのアイテムが“体組成計”です。トレーナーである筆者の指導経験上でも、これがあるとなしでは、過程にも結果にも大きな差が生まれる傾向にあります。

家で普段体重を測っている方は、体重以外に何が測れるのかチェックしたことはありますか? 例えば“筋肉の量”や“基礎代謝”など、あらゆる体の組成を“体組成計”なら測定できるんです。

そこで今回は、この“体組成計”について、計測できる項目や活用のメリットをご紹介したいと思います。

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体組成とは?

健康に気を遣っている方やボディメイクを行っている方などには、馴染みのある“体組成計(たいそせい)”ですが、従来の体重計が体重しか測れなかったのに対し、体脂肪率や筋肉量、基礎代謝など体のあらゆる体組成を計測できるのが“体組成計”です。

体組成計で計測できる主な項目

  • 体脂肪率
  • 内臓脂肪レベル
  • 皮下脂肪率
  • 基礎代謝
  • 骨格筋率
  • BMI
  • 体年齢 etc,

体重計と異なり、細かく自分の状態が分析できるので、うまく活用できるとボディメイクの強い味方に! では次に、どんなメリットがあるのか見ていきましょう。

メリット1:体重の内訳が分かる

画像:masamasa3/Shutterstock

体重の内訳は、普段気にしてみているでしょうか。よくあるのが、体重が今日は減った、今日は増えた、と体重だけ見て一喜一憂する方です。

実は体重が増えていても、脂肪が減っていることがあるんです。

それはなぜか? ボディメイクのために運動などをすると、“筋肉”が身体につくことがありますよね。筋肉が増えることによって脂肪が減っても体重自体は増加することがあります。

ですから、体重だけで判断せずに、体重の内訳の筋肉量、脂肪量を見ることがボディメイクを行う際には非常に有効です。

メリット2:食事の目安量が分かる

画像:Koldunov Alexey/Shutterstock

食事を減らすことで、ボディメイクをしようとする方が沢山いるようです。確かにダイエット=食事制限というイメージが根強いですよね。そんな方から、「体重が減ってきてもなんだか身体の調子が悪く、筋肉の量も増えない……」という相談を受けることもあります。

実は、食事も減らし過ぎはよくありません。その最低ラインともいえるべきものが“基礎代謝量”です。

基礎代謝量は、1日の生命維持活動に大体使われているカロリーだと言われています。

例えば基礎代謝量が1,500kcalなら、それは生命維持に必要なエネルギーです。最低でも1,500kcalは食事でとるようにしましょう。

ただ、機械ですから誤差もありますので、絶対にそれを信用しすぎないようすることだけは気を付けてください。あくまで参考程度に活用しましょう!

メリット3:自分の弱点が分かる

最後のメリットは自分の弱点が分かることです。

例えば部位別の筋肉量が出るタイプの体組成計であれば、腕でも左右の筋力の差があるのか、上半身と下半身の筋力の差がどのくらいあるかが分かります。

これは元々の筋肉の大きさが異なるので、トレーニングをしている時の重りだけでは分からない部分です。ボディメイクをするときは、この部位別の筋肉量をチェックすることで自分の弱点を見つけて徹底的にトレーニングしましょう。

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いかがでしたか? 今回はボディメイク前に“体組成計”を準備した方がいい理由についてご紹介しました。

体組成計もたくさん種類があり、高価なものほど多機能になります。今のあなたにとってどの機能が必要なのかを判断して購入してみてください。

体組成計がどんなものか知りたい方は、スポーツジムなどでも気軽に測定できるところがありますので、ぜひそちらを利用してみてください。

【画像・参考】
※ masamasa3、Koldunov Alexey/Shutterstock

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