暖かい気候の中で、「ゴルフシーズン」を楽しまれている方も多いのではないでしょうか? 筆者もワクワクしながら次のラウンドに向け練習をしています!
今回は、ゴルファーならだれでも思っているであろう“飛距離を伸ばしたい!”という願望を叶えるトレーニングをトレーナーである筆者がご紹介します。
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ゴルフにおける下半身の役割って?

ゴルフのスイングは、体全体の捻転(ねじり)の力を使って行います。骨盤、背骨、肩甲骨と体を捻り、その状態から元に戻ろうとする力を利用することで力強いスイングが可能になります。
また、ショットのバラつきが多い方や、なかなか飛距離が伸びない方は、“手打ち”をしていることや骨盤の左右のズレ(スウェイ)が考えられます。
いずれの場合も、まずは下半身の筋肉が安定して動くことが重要となるので、下半身の筋トレはゴルフにおいて必要な要素です。
下半身から意識して動くことで、体全体を使ってスイングすることができるようになります。すると、飛距離アップが期待できると共に、ショットも安定していくということですね。
飛距離アップにおすすめの「尻トレ」
ゴルフは地面に足を付いた状態で体全体を捻転し、クラブを振り抜く動作を行います。この時に下半身をしっかりと安定させて捻り、振り抜く時も左右に骨盤が動きすぎないよう固定しているのが下半身の筋肉です。
特に、お尻の筋肉(大臀筋)やお尻の横の筋肉(中臀筋)を鍛えることで、飛距離UPに繋がっていくでしょう。
(1)シングルデッドリフト

POINT
- 片足立ちになったら、頭から踵までが一直線になるように片足を後ろに伸ばします。
- 体をしっかり前傾させて、綺麗な背筋を保ってください。
- 軸足の足裏全体に重心が乗っている意識を持って行いましょう。
- 軸足のお尻を使っている意識を持つと、より効果が期待できるでしょう。
(2)サイドプランク&ヒップローテーション

POINT
- 横向きになり、膝と肘を床につけたら骨盤を持ち上げます。
- 骨盤から頭までが一直線の状態をキープしながら、上側の足を円を描くように回してください。
- 骨盤が後ろに倒れやすいので、体幹が一直線の状態をキープすることを意識しましょう。
- お尻の横やウエストを意識しながら行います。
飛距離アップにおすすめの「ももトレ」
ゴルフにおける内ももの筋肉の役割は、スイング時にクラブを振りかぶる動作であるテイクバック時に実感できます。股関節を内側に捻転させる動作のときに、とても使われる筋肉だからです。内ももの筋肉は「内転筋群」と呼ばれていますが、足を捻転させることもこの筋肉が行っています。
そのため、内ももの筋肉を鍛えることで体を捻転させる力が上がり、飛距離アップが期待できるでしょう!
(1)ワイドスクワット

POINT
- 足を肩幅より大きく広げ、胸を張り姿勢を正します。
- お尻が床と平行の位置まで下がるくらいの深いスクワットを行いましょう。
- 膝がつま先より前に出ないよう注意して行います。
- 立ち上がる動作の時に、内ももを引き締めるような意識で行っていくと効果的です。
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いかがでしたか? ゴルフにおける下半身の筋肉の重要性と、そのトレーニング方法をお伝えしました。これらのトレーニングは、筆者も実際行っています。みなさんも実践して、飛距離アップを目指してみてください。
【画像・参考】
※スウェイ改善「サイドプランク&ヒップローテーション」、ゴルフトレーニング「ワイドスクワット」、3分うしろ姿対策上級「シングルデッドリフト」/WEBGYM
※APChanel/Shutterstock
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