COLUMN

食欲はダイエッターの敵じゃない!「食べるダイエット」を応援する“うまみかあちゃん”に話を聞いてみた

美味しいご飯を食べると、誰でも笑顔になるものですよね。そんな安らぎの時間を私たちに与えてくれる「食事」ですが、ダイエット中の方にとっては悩ましいテーマのひとつかもしれません。

確かに、食べ過ぎや栄養の偏りなどは、肥満や生活習慣病の原因にもなりますから注意が必要です。しかし、人間は食べなくては生きていけない生き物。生命を保つための本能である「食欲」と、私たちはどう付き合っていけばいいのでしょうか?

そこで今回は、栄養士×ダイエット食事コーチとして活躍している“うまみかあちゃん”こと平井祐美佳さんにお話を伺いました。ご自身の体験や指導経験に裏打ちされたトークは説得力満載! 笑顔でシェイプアップを成功させたい方は必見のインタビューです。

うまみかあちゃん(​平井祐美佳)プロフィール

画像:うまみかあちゃん(平井祐美佳)

サプリメント専門店にて、モデルやスポーツ選手など合計1万人以上の食事指導・健康カウンセリングを実施。現在はフリーでパーソナル健康カウンセリング、ダイエットサポート、食事アドバイス、セミナー講師、企業のレシピ開発等を行う。クックパッドムック本にレシピ掲載実績あり。

2022年より夢に向けて高タンパク低脂質がテーマのお弁当販売を開始。

【SNS】Instagram:@​​umami_mom @umamikachan
【HP】Healthcare Counseling&Advice うまみかあちゃん 

うまみかあちゃんが栄養士×ダイエット食事コーチになったわけ

画像:うまみかあちゃん(平井祐美佳)

――普段、どのような活動を行っているのでしょうか?

活動の軸は3つあります。ひとつは今年の1月から始めたお弁当の販売です。月に2回行っています。ゆくゆくは湘南に朝ごはん屋さんを開業したいという夢があるので、それに繋がるような活動として始めたんです。

夏からはお店開業に向けた経験を積むために、店舗を借りて週1ほどのペースで健康的な食事を提供できたらと考えています。

2つ目は、オンライントレーニングアプリの『weltag』でも行っている、オンラインの食事アドバイスです。茅ヶ崎の接骨院とコラボしていて、そこで筋トレやパーソナルトレーニングをしているお客様をご紹介いただき、LINE上で食事のアドバイスするなんてこともやっています。

具体的なセッションの流れは、ボディメイクやダイエットをしたいと考えているお客様の食事をチェック。改善点やワンポイントアドバイスなどを伝えるということをしていますね。

関連記事:専門家に相談しながら簡単に“健康習慣”を身に着けられる!話題のアプリ『weltagとは?

 

3つ目は、セミナー講師の仕事です。講座内容は依頼者のニーズによってさまざまですが……。例えば、関東学院大学の女子バスケ部の学生さんたちには「アスリート向けの栄養学」、地元の少年サッカークラブの親御さんに向けては「お子さんのための食のセミナー」などを開かせてもらいました。

画像:うまみかあちゃん(平井祐美佳)

――ダイエッターだけではなく、スポーツを頑張る方々からのニーズにも応えていらっしゃるんですね!

はい。私自身、高校時代は陸上に力を入れていましたから、食を大切にしたい気持ちはよく分かるんです。そのときの経験や、自分がダイエットを成功させたときの体験も活かしつつ、幅広いニーズに応えています。

――栄養士×ダイエット食事コーチとして、活動を始めようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

お客様のお悩みに寄り添う日々の中で、「カウンセリングに焦点を当てて仕事をしてみたいな」と考えるようになったのがきっかけかもしれません。

私は、もともとサプリメントの専門店で7年ほど働いていました。そこで、カウンセリング販売をしていたんです。この接客業のゴールは、飾り気のない言葉で言ってしまうと「サプリを売ること」ですね。

ただ、店頭でお客様の話を伺っていると、サプリをとることが一番の悩み解消法ではない方もいらっしゃいました。例えば、食事を改善した方がいいとか、運動をした方がいいとか……。別の角度からのアプローチを提案したくても、その仕事の枠組みの中では難しかったんです。

もちろんその仕事自体は楽しかったんですが、もっとカウンセリングに特化したことがやりたいという気持ちになったんですよね。接客をする中で、沢山の女性がダイエットの悩みを抱えていることを知って、そういった方の手助けを少しでもしたいという想いも根底にあったんだと思います。

それから、もうひとつのきっかけは、ダイエットに失敗した過去があったことです。昔の私は、いくつものダイエット法を実践しては失敗してを繰り返していたんです。

だから、ダイエットに関する情報が溢れているこの社会で、迷子になっている方の悩みはよく分かります。そんな方にこそ、自分がたどり着いたダイエットの成功法を伝えたいという気持ちでこの活動を始めました。

――実際、どのような相談が寄せられているのでしょうか?

「ダイエットの継続ができない」とか「一度は痩せたけど、結局リバウンドしてしまった」などの精神的な部分や、習慣化に関するサポートがほしいという声がほとんどですね。例えば「高タンパクで低糖質な食事がいい」「痩せやすい身体を目指すなら筋トレ」などの知識は理解しているのに、それが実践できない、続かないという方が本当に多いんです。

また、「痩せたい」という想いが強ければ強いほど、色々な情報を調べるものなんですよね。それで、どれが自分にとってベストな選択なのか分からずに、いわゆる「情報迷子」になってしまう方もいます。

だから、「ダイエットしたい」というご相談をいただいても、必ず食事による改善をおすすめするわけではありません。「今はダイエットをするべきではないですね」と一時停止をクライアントに提案することもあります。

ダイエットは日々の生活にプラスする努力ですから、気持ちや普段の生活に余裕がないと習慣化や継続はできません。生きていくために睡眠を取らなくてはいけない方や、気持ちの余裕を作るための休息が必要な方もいます。なので、やみくもに食事の改善方法をお伝えして、理想のご自身を目指してもらうことはしないように心がけていますね。

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うまみかあちゃんは「食べるダイエット」を応援したい

画像:うまみかあちゃん(平井祐美佳)

――「無理をせずに食べながら痩せること」が大切にされているテーマだと思います。そこに至った背景について教えてください。

私は食べることが好きだったので、栄養士になりました。だからこそ、食事に対してネガティブな感情を持ってほしくないと思っています。

ですが、ダイエットをしている方は、食べることにマイナスイメージを抱いていることが多いんです。美味しいものを食べて元気をチャージできる幸せな時間なのに、心の底から楽しめないのはもったいない気がする。だから、「少しでもポジティブに無理なく痩せられる方法があればいいな」とずっと頭の片隅で思っていたんです。

そんな想いを軸に持ちながら勉強をして、経験を増やしていき、最終的に「食べるダイエット」というテーマに至りました。

――「ダイエットといえば食事制限」というイメージがまだまだ、根強いと思います。そのリスクについてはどう考えていらっしゃいますか?

過度な食事制限は短期的な体重減には繋がりますが、次の理由からおすすめしていません。

  1. 筋肉量が減ることにより、基礎代謝が著しく低下してしまう。だから元の食事に戻したときに、結局前よりも太りやすくなってしまう。
  2. 食欲のバランスが極端に乱れてしまうことが×。生命維持の危機が訪れていると身体が思い込み、過度な食欲を生むことも。
  3. 「これは絶対食べない」「脂質を極端に減らす」なども、不自然で続けにくいことなので推奨しない。

「ファスティング」などの一定のルールに沿った厳しい食事制限によって体重を落とすことで、モチベーションがあまりにも低い方のモチベの回復を促すことはあります。ですが、基本的にはプッシュしていない方法ですね。

画像:うまみかあちゃん(平井祐美佳)

――三大欲求のひとつである「食欲」と、私たちはどのように付き合っていくといいのでしょうか?

「眠たくなったら寝る」というように、「お腹が空いたら食べる。お腹がいっぱいになったから食べない」という自然体でいるべきだと思います。目指すゴールは「なにも考えなくても、自然に適正カロリーでお腹がいっぱいになる」というところ。そのために必要なことを日々レクチャーしています。

だから、「そもそも、食事というものに意識を向け過ぎないというのが一番のコツなのかな」とも思っています。なんだか本末転倒な話かもしれませんが(笑)。私たちの生活は、食べることだけで成り立っているわけじゃありませんよね。でも、ダイエットを頑張るあまり、視野が狭くなってしまっている方も多い気がします。

――確かに、SNSを見ていると「食事のことで、思いつめ過ぎかも?」と心配になる方に出会うことがあります。ダイエットをしながら、食べることを楽しむためのポイントはありますか?

まず、NG食品を作らないことですね。好きなものをNGにすると、それに気が向いてしまい、食べてしまったときの罪悪感が大きくなってしまいます。我慢できていたとしても、ストレスになるのでおすすめしません。

それから、数字情報のインパクトはとても強いので振り回されないように気をつけたいですね。体重計測をしないとか、カロリーを計算しないということも、ひとつの作戦です。

――色々な方法があるようなので、自分にあった方法を知るためにも、一度うまみかあちゃんに相談するのが良さそうですね!

――ということで、少々個人的な相談になってしまうのですが……。私自身、仕事で疲れていたりすると「食べちゃダメなのに」と思いながらも、食後のデザートを食べてしまうことがあります。こんなとき、どうしたらいいのでしょうか?

人は身体を動かしていなくても、脳の動きによってカロリーを消費しています。よく頭を使った日や、ストレスフルだった日なんかは特に消費量が大きく甘いものが欲しくなったりするものなんです。

だから、頭をフル回転させた日はその分カロリーを摂取してもいいと思いますよ。ただ、罪悪感に苛まれながら食べるのではなくて、「今日はとっても頑張ったから、美味しい物を食べよう!」と開き直って口にするのがいいですね。

結局のところ、大切なのは「自分が自分のことをしっかりとコントロールできている」という感覚なんです。自分が食べると決めたものを食べて生きていくことが、ポジティブな人生や理想の体型に繋がっていくんだと思います。これは、食生活に限らず生活の中で大切にしてほしいテーマですね。

――ありがとうございます。自分の意志で決めて、前向きな気持ちで食べたいと思います。

画像:うまみかあちゃん(平井祐美佳)

――最後に、食べながら理想の自分に近づくために読者の皆様が今すぐできることを教えてください。

まずは、自分の普段食べている量が多いのか少ないのかを知ることから始めましょう。それは痩せない理由を知ることにも繋がるので、「現状を知る」ということを第一に行ってみてほしいです。

先ほどもお話ししましたが、「食べるということに意識を持っていきすぎない」ということも是非実践してください。食事は、自然と心と身体が喜ぶ行為なんです。普通に楽しんで、普通に噛み締めて食べる。ポジティブに食事をして、満足感を得ることが大切です。

自然とか普通という意味では、運動をしたり、休んでリフレッシュすることも大切だと思います。食事だけではどうにもならない部分があるのも事実ですから、食事・運動・休養のバランスを保つことを心がけてはどうでしょうか?

関連記事:食事を減らしても、なぜ痩せない…?トレーナーが教える「食事制限」が成功しない人の特徴とは

 

以上、栄養士×ダイエット食事コーチとして活躍しているうまみかあちゃんに、食欲といい関係を築くヒントを教えてもらいました。お話を伺っているうちに、私自身「食べることを大袈裟に考え過ぎていたかも」と、価値観を見直すきっかけをもらえた気がします。

うまみかあちゃんのSNS(@​​umami_mom @umamikachan)では、食べるダイエットに関する発信が沢山! 彼女のリアルな食生活を知ることもできるので、ダイエッターのみなさんの参考になるはずです。是非、覗いてみてくださいね。(文・取材/はぎわらひかる、取材協力/weltag)

【画像・参考】
※うまみかあちゃん(​平井祐美佳)

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

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