COLUMN

管理栄養士が「これだけは食べないで…」と懇願!? ダイエット中避けるべき“身近な食品”3選

ダイエットを無理なく続けるためには、ストレスをためないことも大切ですよね。

“チートデイ”なんて言葉もあるくらいです。頑張っているご褒美に好きなものを食べたり、思いっきり外食を楽しんだりする日をあえてつくることも、時には必要なのかもしれません。

しかし、やはりダイエット中であることを考えると、管理栄養士の筆者としては「これだけは食べないで……」と思う食品があるんです。今回は、筆者が「ダイエット中には〇〇は食べないで~」と懇願したくなる食品と、その対策をご紹介します。

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1:クリーム系菓子パン

画像:Kurohara/PIXTA(ピクスタ)

高カロリーかつ血糖値が急上昇しやすい食品の代表格とも言えるクリーム系菓子パン。

急激な血糖値の上昇がいかに×なのかは、ダイエッターなら痛いほど分かると思います。口どけが良く、咀嚼回数が少なくなることも血糖値が急上昇しやすい要素の一因といえるでしょう。

しっとり柔らかいパン生地は精製された小麦粉と白砂糖、ショートニングやバターが使用されています。クリームもたっぷりの砂糖と脂肪分が含まれていると、どこをとっても糖質&脂質のオンパレード……。

もちろん、血糖値の上昇を和らげてくれるとされる食物繊維はほとんど含まれていません。

もう一つの問題点は、菓子パンを食べるシーンにあります。その多くが、忙しい平日の朝食やランチだったりしないでしょうか? 忙しいと食べた感覚が薄くなり、満足感が減ります。「小さいからいいか」「ほかには食べないから、カロリーは抑えられているよね」と習慣化してしまいやすいのです。

忙しい平日には、脂質が少なく食物繊維がとれる粒あんパン、タンパク質が摂取できるソーセージパンを選ぶのがおすすめですよ。「甘いものが食べたい!ご褒美だ!」と思ったら、お気に入りのお店へフルーツケーキを食べに行きましょう。

2:エナジードリンク

画像:New Africa/Shutterstock

ダイエット中に食事制限をすると、体に必要な栄養素が不足しがちになります。そんな欠乏しがちなビタミンやミネラルを補うことができ、シャキッと元気をくれるエナジードリンクですが、過剰摂取により糖尿病のリスクになると言われています。

その理由は主に3つ。

  1. 糖質量が多い
    1本(250㎖)あたり約27gの炭水化物量が含まれています。角砂糖6~7個分相当です。
  2. 炭酸より血糖値の上昇を速める
    エナジードリンクのほとんどは炭酸でできていますよね。炭酸は水よりも体内吸収が速いとされているため、エネルギー供給を速める効果があり、シャキッと元気を演出する一役になりますが、その分血糖値の上昇も速めることにつながると言われています。
  3. カフェインがⅡ型糖尿病のリスクになる可能性
    エナジードリンクのように添加されたカフェインの過剰摂取が、インスリン抵抗性を高めⅡ型糖尿病のリスクになり得ると言われています。

疲労をとり集中力を高めたいときには、プロテインドリンクを選んでみましょう。

プロテイン(タンパク質)は、筋力アップだけでなく、精神力や集中力にも役立つ栄養素とされています。空腹を満たし、イライラやストレスを緩和することにもつながりますよ。

3:うどん・ラーメン

画像:Artit Wongpradu/Shutterstock

炭水化物のなかでも、米やパンと比較すると一度に食べる糖質量が増えやすいのが麺類です。

代謝にかかせないタンパク質、ダイエットに大切な食物繊維などの摂取量が減ってしまうことも気を付けたい点です。

また、食べた後にお腹が張ったり、ガスが溜まって臭ったり、強い眠気や倦怠感を感じたことがある人もいるかもしれません。これは、グルテンによるもので腸内環境が乱れるとイライラして甘いものを欲しやすくなり、心身ともに悪循環を招くと言われています。

忙しい合間のランチタイムなどに麺を選ぶ人も多いと思いますが、麺であれば蕎麦やフォーを選ぶと◎です。カロリーも低く、ヘルシーに食べられます。

番外編:お寿司や海鮮丼

画像:チリーズ/PIXTA(ピクスタ)

和食のお寿司や海鮮丼。お魚の栄養もとれてヘルシーに見えますが、ご飯の摂取量が多くなってしまうので実は血糖値が急上昇しやすい食事なんです。同じ食材であれば、刺身定食、焼き魚定食、〇〇御前のような小鉢がたくさんあるものを選ぶとGOODですよ。

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いかがでしたか?

ダイエット中、最も気になる日常の食事選び。ビジネスヒューマンにとってダイエットもストレスもどちらも健康管理には大切な要素ですよね。

忙しいビジネスシーンも、開放的な旅先でも、コツをつかめばダイエットは上手に続けることができます! 今回は、筆者をはじめ管理栄養士が「これは食べすぎないで~」と懇願したいもの、その理由と対策をご紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。

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【画像・参考】
※Kurohara、チリーズ/PIXTA(ピクスタ)
※Artit Wongpradu、New Africa、Artit Wongpradu/Shutterstock

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