COLUMN

“カロリー消費”より大事なことって?トレーナーが教える「有酸素運動のコツ」

新年度が始まり、「今からダイエットするぞ!」と意気込む方も多いのではないでしょうか。その気持ちを維持しながら、より健康的な生活を目指せたら素敵ですよね。

一方で、ダイエットといえば“有酸素運動”というイメージが一般的ですが、皆さんはその代表格であるランニングとウォーキングならどちらを選びますか? 「なんとなくだけど、ランニングかな?」なんて答える方も多いと思います。

そこで、有酸素運動の代表格であるランニングとウォーキングについて、比較を交えながら紹介したいと思います。ダイエットを始める方は、ぜひ参考にしてみてください。

ランニングとウォーキングのどちらを選ぶ?

画像:lzf/Shuttrestock

私は職業柄、「ダイエットをしたいなら、ランニングとウォーキングどちらがいいですか?」とお客様から聞かれることがあります。

悩ましい質問ですが、まずはMETs法(※1)を利用した、時間に対してのエネルギー消費量をご覧ください。

■体重60kgの方が1時間運動した場合の比較

ランニング:1.05×7(METs)×60(体重)×1(時間)=441kcal

ウォーキング:1.05×4(METs)×60(体重)×1(時間)=252kcal

これはあくまで筆者の回答ですが、上記の通り、エネルギー消費量で考えるとおすすめするのは圧倒的に「ランニング」になります。

ただし、ランニングがそもそも好きではない方にランニングをおすすめすることはありません。大切なのは、継続しやすいかどうかだと考えます。

体力レベルやライフスタイルなどを加味して、継続可能なエクササイズを選択したいものです。

筆者のおすすめは継続できるウォーキング

画像:lzf/Shuttrestock

「一気に頑張って結果を出したい!」というはやる気持ちもあるかと思いますが、「今日は1時間走ってみるぞ!」とやってみて身体を痛めてしまったり、できなかった時に落ち込んだりしませんか?

運動能力の向上や、筋力を向上させることを目的としないならば、ランニングよりも深い呼吸をしながら行えるウォーキングがベターだと考えます。まずは身近な通勤時のエレベーター、エスカレーターを階段に変えてみると良いとのではないでしょうか。

【関連記事】【ランニング】初心者こそ見落としがち!“走る前”にやるべき「ストレッチ」とは?

 

もちろん限られた期間で結果を出したいという方も多くいらっしゃるかと思います。でも短期間で劇的に身体を変えることは、その後の反動も大きくなりがち。まずは運動を習慣化し、体力が上がってきたときに徐々に強度を上げてみてください。

【画像・参考】
※1 改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』 – 国立健康・栄養研究所
※TuiPhotoEngineer・lzf・lzf/Shuttrestock

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