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意外とメンタルも重要!? 飛距離が伸びない人がやりがちな「NGポイント」3つ

ゴルフにおいて“飛距離を伸ばしたい”という願いは誰もが持っていると思います。しかし、たくさん練習してもなかなか飛ばせるようにならないということも……。

そこで今回は、筆者の経験から“飛距離が伸びない人がやりがちなNGポイント”を3つをご紹介します。

筆者が、実際に改善に取り組み、20yard飛距離を伸ばした経験からお伝えするので、当てはまる方はぜひ改善してみてくださいね。

NGポイント1:捻りきれていない!? 下半身の柔軟性と筋力

ゴルフのスイングは、下半身(股関節)を安定させた状態でしっかり捻転し、体幹を安定させた状態で上半身を捻転させてスイングします。

このとき、下半身の捻転が少ない、又は筋力がなく安定できない状態だとハンドファースト(手打ち)になっていまいます。ハンドファーストになると、上半身の筋力だけでボールを飛ばすことになるので非効率なんです。

しっかりと下半身の捻転パワーをクラブに伝えてボールを飛ばすためには、下半身の筋力向上と柔軟性向上が重要です!

そこで筆者も行っている、下半身の柔軟性と筋力UPに効果的なトレーニングをご紹介します。

下半身の柔軟性向上と筋力UPにおすすめ「ランジツイスト」

出典: believe

POINT

  • 片方の足を大きく前に出し、上体を沈み込ませます。
  • 足を出した方に上半身を大きく捻転させましょう。
  • 足を戻したら、繰り返し同じ足で10回繰り返してください。
  • 捻ったときに、前足のお尻の横を意識してお尻が横にブレないよう安定させます。
  • 足全体を使っている意識を持ちながら10回行い、反対も行いましょう。

NGポイント2:ボールがクラブに捕まっていない

画像:Wutthikrai Busayaporn/Shutterstock

ゴルフにおいて一般的にフェード(右に曲がる)ボールよりも、ボールを捕まえるドロー(左に曲がる)ボールの方が飛距離を出すことができます。

ドローボールを打つためには様々なテクニックが存在しますが、筆者の場合はストロンググリップを採用しています。

ストロンググリップとは、右利きの方なら左手をグリップに深くかぶせ、右手を開く持ち方のことをいいます。ストロンググリップにすることで、インパクト後に自然にクラブのフェイスの切り返しが行われるためボールが捕まりドローボールを打ちやすくなるのです。

しかしながら、グリップの持ち方やスイングに関しては皆さんのご経験やスタイルも重要なので、身近なレッスンプロに相談してみるのもおすすめです。

NGポイント3:「上手く飛ばない」というメンタル

画像:ImageFoto/Shutterstock

ゴルフにおいてメンタルも非常に重要な要素だと筆者は考えています。

例えばショットの前に池を意識しすぎて、池に入ってしまったり、飛ばそうとしてダフってしまったりした経験が誰しもあると思います。ゴルフは悪いイメージを持つと筋肉が緊張して体が動かなくなったり、気合を入れすぎると力が入りすぎてスイングが乱れてしまったりするスポーツです。

常に一定のリズムでスイングを行えることが理想で、そのためにはベストショットのイメージを頭に叩き込みスイング前にイメージできることも重要ですね。

ただ、メンタルをコントロールすることはとても難しいので、筆者の場合は以下のようなスイングの前のルーティーンを決めることでコントロールしています。

  • 足場を確認する
  • 目線の高さの目標物を決める
  • ボールの線を打ちたい方向に合わせる
  • スイングを1回する
  • テイクバックの軌道を1回確認する
  • 目線の高さの目標物をもう1度みる
  • 打つ

上手く行ったときのショットをイメージして、是非ティーショットに臨んでください!

関連記事:ポイントは“頭の動かない”スイング!ゴルフ上達のための「捻転エクササイズ」3つ

いかがでしたか? ゴルフの飛距離を上げたいというのは皆さんの目標です。

そのためには「体を改善すること」「スイングを改善すること」「メンタルを改善すること」が重要です。今回の記事では筆者の経験を踏まえた内容にしましたが、体を改善したい方はパーソナルトレーナー、スイングを改善したい方はティーチングプロに是非相談してみてください!

【画像・参考】
※believe
※Wutthikrai Busayaporn・ImageFoto/Shutterstock