ゴルフシーズンが到来し、ゴルファーにとっては楽しみな季節になりましたね! 筆者も次回のラウンドが楽しみでなりません!
今回もゴルファーなら誰もが皆思っているであろう「飛距離を伸ばしたい!」という願望を叶えるためのトレーニングを、トレーナーである筆者がご紹介します。
飛距離アップのためには何が必要?
ゴルフで飛距離を伸ばすためには、ヘッドスピードを上げることが重要ですが、そのためには「筋力・身体の使い方」が主に必要な要素となるでしょう。そのためには以下の4つが必要だと考えます。
(1)筋力向上
(2)可動域を広げる
(3)体幹を安定させる
(4)上記3つを基にスイングの練習をする
これらが重要となるので、今回は(1)筋力向上と(2)可動域を広げるために必要な筋肉とトレーニングをご紹介します。
筋力を向上すべきはお尻とウエスト!?

ゴルフのスイングは全身運動なので、身体中全ての筋肉を使用しますが、主に重要な筋肉はお尻とウエストの筋肉です。
ウエストの筋肉は体幹(身体の幹)を捻じるために必要不可欠な筋肉で、ウエストの筋肉(腹斜筋)で身体を捻る練習を日々行っていれば、スイングスピードも上がり、かつ腰の筋肉で捻らなくなるでしょう。そのため、腰痛対策としてもおすすめです。
また、ゴルフにとってお尻の筋肉は必要で、ここの筋肉が発達していれば、テイクバック時の右足の“ため”とフォロースルー時の左足の“壁”を作ることができます。
それでは、ウエストとお尻の筋肉にアプローチするトレーニングを2つ紹介します。
(1)“お尻”のトレーニング「サイドプランク&ヒップローテーション」

1.横向きに寝転んだら、膝から頭が一直線になるように身体を床から離します。この時、床側のお尻とウエストが使われている意識を持ちましょう。
2.上側の足の膝で円を描くように回していきます。できるだけ身体のラインの後ろ側で円を描くように行います。
3.30秒行ったら反対側も同様に行いましょう。
(2)“ウエスト”のトレーニング「チョッピングツイスト」

1.仰向けに寝転んだら、両手を身体の前で合わせ斜めにバンザイします。
2.対角線上の膝の外側に両手をチョップするように下ろし、身体を斜めに引き起こします。
3.10回行ったら反対側も行いましょう。
可動域を広げるべきはお尻と肩甲骨!?

ゴルフの場合、パワーアップの要素に可動域(柔軟性)の向上が必要不可欠でしょう。柔軟性が必要な場所は、肩甲骨と股関節になります。
スイングにおけるテイクバック時とフォロースルー時の身体の回旋のほとんどのポイントがこの2点なので、お尻と肩甲骨のストレッチをご紹介します。
(1)パワーアップの為の”お尻”のストレッチ

1.足を四の字にしたら、背筋を伸ばしながら胸を脛に近づけていきます。
2.姿勢を正しながら行うことがポイントです。
3.30秒間伸ばしたら反対側も行いましょう。
(2)肩甲骨のストレッチ「ショルダーローテーション」

1.胸を張り、手を大きく下に伸ばしながら肩から腕を内回し・外回しと捻ります。
2.肩から大きく回すことがポイントです。外回しの時には肩甲骨が背骨に寄っている感覚を持ち、内回しの時には肩甲骨が背骨から離れる意識を持ちましょう。
3.腕とともに肩甲骨が大きく動いていることを意識して行いましょう。
【関連記事】「飛距離を伸ばす」には“胸”が重要!? ゴルフ好きトレーナー厳選の“飛ばし”トレとは
いかがでしたか? ゴルフは、何歳になっても続けることができる素晴らしいスポーツです。筆者も生涯ゴルフをやりたいなと思っています。
そんな中で、怪我をしたり身体が痛い状態で続けることは勿体ないことですよね。是非、ゴルフの前後や日頃からトレーニングやストレッチを行って、ゴルフを続けていきましょう。
【画像・参考】
※MIA Studio・maya2008・mits/PIXTA(ピクスタ)
※サイドプランク&ヒップローテーション、チョッピングツイスト、お尻のストレッチ、ショルダーローテーション/WEBGYM
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