INTERVIEW

普通の大学生から総フォロワー30万超の人気者に!筋トレ系・ちゃぴを変えた「セルフブランディング」とは

等身大のライフスタイルやボディメイクの様子をSNSで発信し、ネットで話題の“ちゃぴさん”。2022年7月現在、YouTubeのチャンネル登録者数は19万人超え、Instagramのフォロワー11万人超えと、高い人気を誇っています。

また、先月開催されたNABBA JAPANの『JAPAN OPEN CHAMPIONSHIP 2022』(以下、JOC)においては、ミスクラシックモデル部門の準優勝に輝きました。初の大会出場に向けた挑戦の日々に、勇気や刺激をもらった方も多いようです。

そこで今回は、そんな人気急上昇中のちゃぴさんをbelieveが徹底解剖! JOCにエントリーをした経緯から、身体作りのワンポイントアドバイスまで丁寧に答えてもらいました。

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ちゃぴさんです。

画像:ちゃぴさんです。

自分磨きが大好きな関西の筋トレ女子。
『自分磨きで「理想」を「現実」に』というテーマのもと、YouTube・Instagramなどで発信中。ヨガのインストラクターとしても活動し、多くの方を「理想の生活」の実現へと導いている。
【SNS】YouTube:ちゃぴさんです。/Instagram:@nagichapi

ちゃぴさんのバックボーン

画像:believe

――ちゃぴさんは、普段どのようなお仕事・活動を行なっているのでしょうか?

普段はYoutubeとInstagramをメインに、フィットネスや自分磨きに関する発信しています。自身のオンラインサロンも開いていて、そこでヨガの指導や相談にも応じていますね。

――運動はもともとお好きだったのでしょうか?

実は、もともと運動は嫌いでした。あの頃は、シンドイことをわざわざやることの意味がわからなかったので(笑)。

日本の礼儀を学ぶという目的で、小さい頃は合気道を10年以上やっていましたが……。それは、「やらされていた」という感覚でしたね。

大人になってから運動を始めたきっかけは、新型コロナウイルスの流行でした。「身体を動かさないといけないな」と思い、家でトレーニングやヨガを始めたんです。なので、最初はより健康になることが目的。でも、続けていくうちに、身体を動かす時間が「自分自身と向き合うための大切な時間」へと変わっていきました。

ヨガやトレーニングをしているときは内面的にも充実していて、自分のことだけを考えることができる時間だったんです。

そんなマインド面の変化を感じたこともあり、ジムに通い出したり、本格的な筋トレに挑戦するようになったんです。ヨガに関しては、初めは辛くないトレーニングという感覚でスタートしたのですが、「精神面にもいい効果があるのかもしれない」ということに気がついてから、インストラクターの資格を取るくらいハマりました。

JOCのステージで感じたこと

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――JOCへの参加を決めた理由やきっかけについて教えてください。

JOCに参加した理由は、私が先ほどお話ししたような活動を行っている背景にも関わっています。

そもそもは大学の卒業研究の一環として、昨年の10月くらいにインフルエンサーとしての活動を始めたんです。「Instagramを活用した自己ブランディング戦略」というテーマだったんですが、自身のアカウントを使ってどんな発信をしたらどんな反応があるのかなどを、実践しながら調査していました。

その研究が予想以上に上手くいってしまい、今に至っているんです。なので、あの頃は今のような生活をするとは思っていませんでした。

――インフルエンサーになりたいと、強く思っていたわけではないんですね。

そうなんです。アカウントが成長して、自身が「発信する側」であることを意識していく中で、ちょっとした壁を感じるようになって……。今までは、楽しく食事制限などを行っていたんですが、その先の目標がなかったので「なんのためにボディメイクを行っているのか」という自問自答が続いてしまった時期があったんです。

そんなとき、私がトレーニングを始めたきっかけである“薬学生トレーナーSakura”さんや“なーすけ”くんがボディメイクの大会に出ていることを知りました。それで、コンテストに出ることを目標にして、日々トレーニングを行ってみるのもいいなと思ったんです。だから、最初のうちはガチガチの本気度ではなかったんですよ。

その後、SakuraさんとDMでやりとりをさせてもらって仲良くなって、実際に会ってお話ししたときに「大会に出ない?」誘われました。その時点では、自信がなくて悩んでいたんですけど……。ちょうどその時期に行われていた、11月のNABBAのミスクラシックモデル部門のプロ選手になった方を大会で実際に見て、いわゆる一目惚れをしてしまったんです。

それで「同じステージに立ちたい」という思いが湧いてきたので、エントリーすることに決めました。

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――JOCの結果について、どのように受け止めていらっしゃいますか?

初めての大会ということもあり、まったく自信がありませんでした。なので、ステージに立つことができれば、それで満足というくらいのハードル設定。具体的な目標も「初戦で入賞できたら嬉しい」程度でした。

だけど、本番の二週間前にポージングの先生から「プロ戦での、ポージングは決まっているの?」と聞かれて……。そんな展開があるとは思いもしなかったんですが、先生の言葉を受けて「私にも、優勝してプロ戦に出られる可能性があるかもしれない」という仄かな期待が生まれて、ポージングの練習をさらに頑張るようになりました。

JOCの舞台で、優勝者を決める一騎討ちになったとき、相手の方は色々な大会に出場されているベテランの方ですべてが完璧でした。なので、「自分はただ、今まで練習してきた成果を発揮するだけだ」という気持ちで力を出し切りました。

優勝できなかった悔しさはありますけど、やっぱり初戦で優勝できるほど甘くはない。だからこそ、やりがいがあるということが分かりました。それと同時に、「これからも挑戦していきたい」という気持ちも湧きましたよ。

――JOCに向けた調整の中で、一番苦労したことはなんですか?

最後の一週間が一番大変でしたね。最初の方はトレーニング歴が浅く、筋量も少なかったので、沢山食べて筋トレをしていましたが、3ヶ月目くらいから炭水化物の量を調整し始めました。

最後の1~2週間は、普段飲んでいるプロテインやサプリメントも摂取せずに、食事から天然の栄養をとることを意識。ディプリート期間の最後に炭水化物の量を思いっきり減らしたり、お尻を鍛えるトレーニングを毎日欠かさずやったり、水を大量に摂取したりと……。体中のエネルギーが少ない中で、筋トレを続けるのがとても辛かったです。

その一方で、発信する側としては、辛さや元気のなさが動画や文字の中に出ないように気を遣ってもいました。そんな日々を乗り越えられたからこそ、最後のステージの達成感は凄かったです。「またやりたい」「挑戦したい」と思えているのは、そのハードなプロセスがあったからだとも思います。

身体作りを意識するようになって変わったこと

画像:believe

――本格的なボディメイクを始める前と後で、生活に変化はありましたか?

身体を動かしていないと、ムズムズするようになりました。食事に関しても、トレーニングを始める前と後で変化がありました。以前はカレーや揚げ物などの実家で食べてきたような一般家庭料理を選んでいたんですが、今は「高タンパク&低脂質で美味しい食事」を見つけたときに喜びを感じるようになっています。

無理やり我慢しているわけではなく、健康的な食事を好むようになったんです。

それから、「健康的な生活をしたい」と思うようになったので、「積極的にジムに行こう」とか「自転車を使おう」とか、心も身体も喜ぶ行動を自然と選択するようにもなりましたよ。

――読者にもおすすめできる、ボディメイクのワンポイントを教えてください。

DMなどでも相談を受けることがあるんですが、多くの方が「痩せなきゃいけない!」という気持ちに囚われていると感じています。

「〜しないといけない」のに「結局〜してしまった」と落ち込むよりも、「〜したほうが楽しい」とか「〜したら体が喜ぶ」と思うような、ポジティブな選択肢を一つ一つ選んでいってほしいです。それが積み重なることで、心も身体にもいい結果に繋がるはず。

ネットにはボディメイクに関する情報が溢れていて、その正しさに悩むこともあると思います。本当に効果的かどうかは、自分で決めるのもアリだと思います。実際にトライしてみて、「気分が上がった」とか「効いているな」と思うものをみつけていく。そんなプロセスまで楽しめると、さらにいいんじゃないでしょうか。

ちゃぴさんらしい話題にも答えていただきました!

画像:believe

――「女優の吉高由里子さんに似ている」と良く言われるそうですが、ちゃぴさんとしてはどう思いますか?

自分で思うことはあまりないんですが、他の方から写真を見せられながら言われたりすると、「そうなのかなあ」と思うことはあります。似てると言われることは、純粋に嬉しいですね!

――動画を見て、エイトさんと交際をされていることを知りました。大切な方と一緒にトレーニングができると、運動継続や目標達成に結び付きやすいイメージがあります。実際、「エイトさんがいたから頑張れた」というシーンはありましたか?

エイトくんがいなければ乗り越えられないことばかりでした。お付き合いを始めたのは、減量を始めて1ヶ月目くらいの3月です。

減量を始めた最初の頃は元気だったので、自分でなんでもできていましたが、最後の方は心身共にシンドかったので、様々な面でサポートをしてくれていました。関西と東京を行き来するときは、エイトくんがお弁当や作り置きを用意しておいてくれたり、ジムも一緒にいってくれたんです。

最後の追い込みのときは、ご飯の管理からジムの同伴まで付き合ってくれていたので、彼がいなかったら私は舞台に立っていなかったと思います。

お付き合いを始める前からサポートをしてくれていて、食事内容を初めて見てくれたのもエイトくんだし、NABBAを知ったきっかけもエイトくんなので、本当に感謝しているんです。

――筋トレ系YouTuber・インフルエンサーとして、グッと人気が高まっていると思います。人気の上昇に合わせて、セルフブランディングの方向性に変化はありましたか?

卒業研究のときのブランディングテーマが「関西に住む一般の大学生が頑張っている姿を見て、一緒に頑張りたいというようなモチベーション的存在」というもので、ターゲットは20~30代の女性でした。トレーニングだけに絞りすぎず、「自分磨き」という大きな枠の中で料理の動画をあげたりして、さらにターゲットを絞っていったんです。

だから、JOCの会場まで私を応援しに来てくれる方がいるなんて、以前は想像もしていなかったです。ステージに立って観客席に目を向けると、多くの方が自分に注目していることに気づいて驚きました。写真を撮ってくださったり、応援うちわを振ってくださる方もいて……。

登録者が増えてきている今でも、自分は変わらずに「筋トレ好きの関西住みの22歳」だと思っています。自分が有名人だという意識もないので、気持ちの面では大きな変化はありません。SNSの運用方法や自分のブランディングにも変わりはありませんよ。

SNSでいただくコメントやDMにも、なるべく返信するようにしていますし、オープンチャットやオンラインサロンでも、相変わらず友達のような雰囲気でやりとりをしています。こういった繋がりは、これからも大切にしていきたいですね。

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以上、飾らないお人柄が素敵なちゃぴさんのインタビューでした。

ちゃぴさんは『自分磨きで「理想」を「現実」に』というテーマのもと、YouTube・Instagramなどで発信中です。彼女のSNSをチェックすると、自分らしく輝ける人生のヒントが見つかるかもしれませんよ。(取材・文/はぎわらひかる)

【画像・参考】
※believe/ちゃぴさんです。

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