一番簡単にできる運動というと、どんな運動が思い浮かびますか?
テレビを見ながらの腹筋運動? それとも、料理をしながら行うスクワット? いくつかの答えが頭に浮かんだと思いますが、今回は“ウォーキング”について深掘りしていきたいと思います。
そもそも、ウォーキングってなに?
まずは、知っているようで知らない“ウォーキング”という横文字の意味を知ることから始めましょう。厚生労働省の『e-ヘルスネット』(※1)によるとウォーキングとは、
「歩く」という老若男女を問わず行うことが可能な活動を、動作の質や強度を考慮することによって、健康増進や生活習慣病予防のための運動とすること。
以上のように定義されています。
つまり、ウォーキングはただ歩くという行為ではなく、目的をもって歩くことが重要だと理解することが出来ますね!
本記事では、その目的を“脂肪燃焼”に設定して、筆者がおススメする2つの歩き方の工夫をお伝えしていきます!
■1:階段ウォーク
まず、筆者がみなさんにおススメしたいスタイルは、“階段の利用”です。
「階段は無料のジムである!」と過去記事でも述べている通り、普段の生活に取り入れやすい脂肪燃焼ウォーキングの一つです。
運動強度の単位で、安静時を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示したもの。
『e-ヘルスネット』で上記の通り説明されているMETs(※2)を元に比較してみると、ゆっくりした歩行(平地、遅い=54m/分) が2.5METsであるのに対し、階段を上がるという動作は8.0 METsです。つまり、約3倍ものエネルギー消費が見込めるということですね。
夏が過ぎ去り、涼しくなってきた今がチャンスです。階段を見つけたら、軽やかに駆け上がっていきましょう。これで脂肪燃焼効率アップ間違いなしです!
■2:速歩(そくほ)
「階段ウォーク? それはしんどいのでパス……」そんな方におススメなのが、速く歩く“速歩”です!
先ほどと同じようにエネルギー消費の指標を見ていくと、ゆっくりした歩行(平地、遅い=54m/分) が2.5METsであるのに対し、速歩(平地、95~100m/分程度)は4.0METsと約1.5倍の消費が見込めます!
そして「さらに速く歩けるよ?」という方は、かなりの速歩(平地、速く=107m/分) にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。こちらは、なんと5.0 METsの消費が期待出来ます。通常の歩きの2倍の効果が見込めます。
脂肪の燃焼と時間の有効利用という一石二鳥のウォーキングスタイル、ぜひ今日から取り入れてみませんか?
ウォーキングは立派な筋トレ!
脂肪燃焼を狙う歩き方のコツを2つご紹介しましたが、いかがでしたか?
日常生活の中で何気なく行っている“歩く”という行為は、ポイントを意識することで立派な筋トレになるのです!
1日1万歩を歩く方は、「1万回トレーニングのチャンスがある!」と捉えることもできますよね! その1万回の中で、階段ウォークおよび速歩の割合を増やすと、日々の脂肪燃焼効果は大きく変わってくるでしょう!
【関連記事】体重が減っているのに“見た目が変わらない”…!? <食事&運動のNG例>
毎日繰り返す行為だからこそ、その質を高めてみてはいかがでしょうか?
【画像・参考】
※1 ウォーキング | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※2 メッツ / METs | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※Odua Images/Shutterstock
※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。
\ 自分を信じて”理想のカラダへ” / ![]()
~ 【部位】で選ぶ ~
#全身 #上半身 #下半身 #二の腕 #お腹 #背中 #お尻 #胸 #腰 #肩 #手首 #足首 #腕 #腹 #腹筋 #くびれ
~ 【目的】で選ぶ ~
#ボディメイク #シェイプアップ #ダイエット #筋トレ #パフォーマンス向上 #美ボディ #テレワーク疲れ #肩こり #腰痛 #快眠