皆さんの周りには、20代30代なのに年齢よりも老けて見える人はいませんか? 反対に、40代50代でも、見た目が若く生き生きと見える人はいませんか?
服装、肌のたるみ、シワなどによっても見た目の年齢は変わりますが、一番の違いは“姿勢”ではないでしょうか? 年齢に関係なく若く見える人は姿勢がよく、身体の内側から元気が溢れ出ている感じがしますが、一方姿勢が悪い人は元気がないように見え、年齢以上の老いを感じさせてしまっているような気がします。
そこで今回は、アンチエイジングのための姿勢改善を目指すエクササイズを3つご紹介したいと思います。40代50代はもちろん、20代や30代の方が今から始めるのもおすすめです!
姿勢が悪くなる原因とは?
人間は誰でも年齢を重ねると筋肉が減り、重力の影響を受けて少しずつ体が丸まりやすくなります。これが姿勢悪化を招く原因の一つです。また、多くの人が毎日何時間もスマホやPCを使っていますが、その時の姿勢は肩甲骨が背骨から離れて肩が前に出た“猫背”の状態になりがちに。
不良姿勢と言われる猫背になると、なんとなく疲れて元気がないように見えてしまいます。これが、実年齢よりも老けた印象を与えるんです。反対に肩甲骨が寄って胸が張られた状態でいると、年齢に関係なく若々しく元気が良いイメージを作ることができます。
姿勢改善を目指すおすすめエクササイズ
肩甲骨が背骨から離れている状態。それが猫背なので、肩甲骨を寄せる筋肉をエクササイズするのが姿勢改善を目指すポイントになります。しっかりと肩甲骨を寄せて、背筋を伸ばしていきましょう。
(1)フェイスタオルを引っ張って、大胸筋をストレッチ!

- 身体の前でタオルの両端を掴んだら、手のひらを外に向けながら5秒間全力でタオルを引っ張ります。
- 硬くなることで巻き肩の原因にもなる“大胸筋”を伸ばし、肩甲骨を寄せるように意識してください。
- 続けて3セット行いましょう。
(2)うつ伏せ×タオルでスッキリ背面を目指す!


- うつ伏せの状態で手を前に伸ばして、タオルの両端を掴んで上半身を少し浮かせます。
- 上半身を浮かせたままの状態をキープ。タオルを引っ張りながら肘を曲げて、タオルを頭の後ろに持っていきましょう。
- 背中の力を抜かないように注意しながら、タオルを前に戻してください。
- 10回×2セットを目安に行いましょう。
(3)背中の力を抜かないように意識したいトレーニング!


- うつ伏せの状態になったら、肩のラインに合わせて腕を横に伸ばします。この時、手の平は前方に向けて、親指は上に向けましょう。
- 上半身を少し起こして、手も少し床から離します。肩甲骨をしっかりと寄せ、斜め前を見るといいですね。
- 背中の力を抜かないように注意しながら、上半身と手を床に戻しましょう。
- 10回×2セット繰り返してください。
以上、自宅で気軽に出来るエクササイズをご紹介しました。せっかくダイエットが成功しても、姿勢のせいで老けて見えてしまうのはもったいないですよね。背中を鍛えて見た目年齢を若くするエクササイズを、今日から始めてみましょう!
【画像・参考】
※believe
※kei907/Shutterstock