子育てって楽しい反面、“力”が必要だと感じませんか?
例えば、子どもと遊ぶための「持久力」はもちろん、じっと成長を見守る「忍耐力」。どんなときでも優しく包んであげる「包容力」など。そんな中でも、「筋力」の必要性を筆者は肌で感じています。
「子育てのために筋トレするの?」なんて思われたかもしれません。実は日々の子育てにおいて「筋力」を鍛えることで、数多くのメリットを得ることができるのです。
今回はパパ兼トレーナーである筆者が考える「パパ&ママが鍛えるべき身体のパーツ」TOP3をご紹介します。筋力を鍛えることで、子育てにも新たな発見があるかもしれませんよ。
筋力で何ができる?パパが筋トレを行うメリットとは

子育てはズバリ、「体力勝負」です。
「ランニングが趣味だから体力には自信あるよ」と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、持久力やスタミナと子育てにおいての「体力」は全くの別物。走ることで鍛えられるものではないのです。
そもそも体力(行動体力)とは一体なんなのでしょうか? 厚生労働省のe-ヘルスネット(※1)では、このように定義されています。
筋力・持久力・柔軟性など、行動の基礎となる身体的能力のこと。
つまりは、体力を維持(向上)するために、筋力も重要な要素なのです。
例えば、子どもがふと転びそうになったときのことを想像してみてください。パッと瞬間的に手を伸ばして、倒れないように支えようとしませんか?
ケガにならぬよう保護者は素早く反応すると思いますが、このような時に役立つのが「瞬発力」です。瞬発力は筋力トレーニングによって鍛えることが可能です。
「筋力=強く・大きな力」と思いがちかもしれませんが、とっさに力を発揮する場面においても筋力によるパワー発揮が必要なのです。
鍛えたい部位はここ!部位&トレーニング方法
第3位:胸(大胸筋群)
第3位は「胸」です!
胸は抱っこする際のメインの筋肉となります。子どもを思いっきり抱きしめるとき、あるいはぐずって長時間抱っこし続けないといけないときにも、胸の筋肉の持久力は必要と言えるでしょう。
また、立派な体格をつくる基礎ともなり、パパらしい頼れる見た目を作るためにも役立ちます。
オススメトレーニング法は「ウィッシュローテーション」です。

両手を押し合いながら、円を描くように腕を動かします。胸と同時に腕の持久力も鍛えつつ、筋力強化や体格づくりにも役立つのでおすすめです。
第2位:腹筋(腹直筋、腹横筋)
第2位は「腹筋」です!
腹筋は“体幹”と呼ばれる姿勢維持に必要な筋肉の中でも大部分を占める部位です。

体幹がアスリートの中でも重要視されていることでもご存じの通り、子どもと一緒にスポーツをしたり、走り回ったりするときに、力強い動きや、きびきびした動作の核となる筋肉です。
また、正しい姿勢を保つ働きもある為「腰痛で今日は動けない」と子どもをガッカリさせてしまう前に強化しておきたいところです。
オススメトレーニング法は「プランク」。体幹の筋力向上とポッコリお腹の解消にも期待大です。

第1位:太腿(大腿四頭筋、ハムストリングス)
第1位は「太腿」です! やはり、足腰は様々な動きの基本となる部位です。鍛えない理由の方がありませんよね。

ただし、ここで筆者が強く推したいのは「瞬発的」な力を鍛えるトレーニングです。所謂、脚を太くするような筋力トレーニングの方法ではなく、「スピード×筋力」で表される「パワー」を鍛える方法をオススメします。
筋パワーのトレーニング方法
・5回程度反復できるような重さを設定して行う
・3セットから5セット繰り返す
・セット間の休憩は2分~5分程度
・素早さを重要視する
このような方法でパワーを鍛えることができます。
また、ボクササイズ・格闘技エクササイズなど、より瞬発力を生かした動きが実践できる環境にある方は取り入れてみると良いでしょう。
ジムでのレッスンに参加するだけではなく、トレーニング系の動画を活用してみるのもいいかもしれません。筆者の知る限り、格闘技エクササイズの中には日常生活動作の向上にもアプローチするような動きを取り入れていることが多いです。
関連記事:初心者におすすめ!基本の体幹トレ ×1日3分の簡単エクササイズ
以上、子育てを本気で取り組むパパに、ぜひ鍛えて頂きたいパーツランキングTOP3をご紹介しました。
筋トレのモチベーション維持の為には「こうなりたい!」とか「こうでありたい!」など、なにかに突き動かされるような目的がないと継続させにくいと筆者は考えています。子どもを守ることの出来るカッコいいパパ&ママを目指す、そんなモチベーションを胸に持ち、行動してみてはいかがでしょうか?
【画像・参考】
※1 行動体力 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
※胸メニュー Week.11/WEBGYM
※プランクチャレンジ/WEBGYM
※EKAKI 、kou、Pangaea、Fast&Slow/Shutterstock
※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。
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