仕事や人間関係、社会情勢の変化など、日々生活する中で悩みは尽きませんよね。また、思い悩むあまり、なかなか眠れないという人もいるのではないでしょうか?
今回は、そんな人におすすめしたい、就寝前の簡単ストレッチをご紹介します。
なぜ、就寝前にストレッチ?

中でも、今回ご紹介したいのは、動きや反動をつけながら筋肉を伸ばす“動的ストレッチ”です。“動的ストレッチ”とは、体を動きやすい状態に整えることを目的として、主に運動前に行われています。
「寝る前に動いたら、体が目覚めてしまうんじゃない?」と想像してしまいますが……むしろその心配はいりません。実は、胸や背中の筋肉がスムーズに動くようになることで、快適な睡眠に必要な“深い呼吸”をしやすい状態を目指すことができるからなんです。
まずは、簡単な動的ストレッチ3種を、各1分間行なってみましょう。寝る前にベッドなどの上で1分ずつやるだけなので、続けやすいですよ。
寝た状態で簡単!

横向きで寝た状態から、両手が床につくようにゆっくりと手を広げ、手の平が重なり合うように戻します。呼吸を続けることと、胸の筋肉が伸びていることを意識することがポイントです。
体の向きを変えて、逆側も伸ばしましょう。
ぐぐっと気持ちいい!胸下部のストレッチ

うつぶせに寝た状態で片手をつき、胸の付け根に体重をかけます。自然な呼吸を繰り返しながら、胸の下側の筋肉が伸びる心地よさを感じましょう。
腕の位置を入れ替え、逆側も伸ばします。
呼吸も大切!キャット&ドッグ

“犬猫ポーズ”とも呼ばれる背中の動的ストレッチです。
肩の下に手首、股関節の下にひざがくるように四つん這いになります。息を吐きながら、おへそを覗き込むように背中を丸めましょう。

今度は、息を吸いながら背骨をそらせます。骨盤を倒すのではなく、お尻を天井に向けるようにすると、自然と腰が反りますよ。
目安として、交互に5回ずつ行なってください。
初めのうちは、滑らかに動かすことが出来ない部分もあるかもしれません。ですが、繰り返し行なうことで、動きの変化を実感できるはず!
体も心もリラックスした状態で、ぐっすり眠れると良いですね。
【画像・参考】
※ 3分間快眠ストレッチ/WEBGYM
※ fizkes/Leszek Glasner/Shutterstock